タイ・カンボジア旅行記 2008年
2008.11.222008.11.25

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1日目
 7:50発の成田行きが今回の旅最初のフライトです。それに合わせ5時に起き、6時には自宅を出発。これから常夏の国に行くのだけど、車の上には雪が積もり、その雪下ろしから始まった今回の旅行です。荷物を減らすべく、上着さえ脱げばバンコクでも歩けるほどの薄手の服を着ていたので寒いこと寒いこと^^;。しかも、駐車場到着後は荷物になる上着を車に残したのでさらに寒いこと寒いこと(笑)。
 アイスバーンになっているかな?と心配していた千歳までの道のりだけど、杞憂に終わり、7時前には空港ターミナルに着きました。成田便はいつものA320。搭乗率は80%ほどでした。宮城上空から見えた松島千葉上空ではっきりと見えた富士山が印象的なフライトでした。機内アナウンスでもYou can see Mt. Fuji on your right.と言っていました。
 成田に到着後、へぇ〜と感心したのが国際線へのアクセスです。まず、成田着の国内線でボーディングブリッジを利用したのも初めて。いつもは沖止めのバス移動です。で、降機後、道なりに歩くと専用の出国審査場にたどり着きます。このおかげで、いつも混雑している成田とは思えないほどスムーズに出国が完了。手荷物審査も出国審査も一切待たずに終了しましたからね。これまでは可能な限り関空を利用していました。成田よりも空いているし、閑散としていると思えことも多かったから。ですが、これからは第1ターミナルをを利用するANAやスターアライアンスに関しては、成田での乗り換えによる海外旅行にしたいと思います←関空もまけないように利便性や魅力を高める工夫をして欲しいものです

 国内線の到着が30分ほど遅れていたものの、上記の理由であっという間に国際線の搭乗口にたどり着きました。国際線の機材はB777−200ですが、満席のため搭乗口付近が混みあっていました。満席のため早い段階から空席待ちだったのは分かっていましたし、もしかするとオーバーブッキングになっており、ツアーではなく正規運賃の航空券だから上級シートにアップグレードされるかな?と期待していたけど、私の名前は呼ばれませんでした。6人ほど呼ばれた人はおそらくご当選だったのでしょうけど(笑)
 満席のエコノミークラス。しかも、バンコク便ということもあるのか圧倒的に日本人のおじ様が多いフライトでした←偏見で語っていたら申し訳ないと思いつつも、この日の夕方中心部を歩いていると、会話から明らかに目的がそれと分かる鼻を下を伸ばしたおじ様の集団に出くわしました。満席だからかもしれないけど、食事が配られてから回収までの時間が約1時間。食後でトイレに行く人が多いため、みな満席の機内で苦労しながら席を立っていました。当然私はそれを見越して購入と同時に通路側を指定していますが、ちょっと遅すぎでは?とANAに苦言を呈しておきます。

前菜 スモークサーモン ディル風味
若鶏のガランティーヌ
たまごとパスタのサラダ 
メインディッシュ かれい照り焼きとごはん
または
若鶏のカツレツ コルドン・ブルー風 
チーズとクラッカー  
ブレッドロール  
デザート  
コーヒー または 紅茶

 朝早かったこともありうとうとしつつも、基本的に機内では眠れない私です。X-ファイル:真実を求めて、ザ・マジックアワーと映画を二本見たら定刻よりも早い15:45頃にバンコクに到着しました。だけど、いつものように混雑しているバンコク。駐機場が一杯とのことで誘導路で足止め。その後無駄に広い空港をダッシュしてようやくたどりついた入国審査場はいつものうように混雑。入国まで30分ほどかかってしまいました。
 バンコクでの予定は古式マッサージを受けるだけですが、念のため1万円をタイバーツに両替。円高が進んでいることを実感できる瞬間です。この2,3年で一番良いレートで両替できたとはいえ、バンコクのタクシーではつねにぼられているため、前回同様に無料のシャトルバスでバスターミナルまで移動し、そこから路線バスで市内に向かいました。バスなら約40バーツ。タクシーなら300バーツ以上←ネット情報では、相変わらずメーターを使わず400バーツという均一料金を提示する係員と運転手が横行しているようです。

路線バスのフロントガラス。視界確保よりも
装飾?を優先しているあたりがタイらしいところ。

 バスターミナルに到着したのが16:45。で、17:00に552番のバスが出発しました。乗り込む際に、運転手と車掌にゲストハウス至近のバス停で止まって欲しい旨を伝えましたが、「そこには止まらない。終点まで行ってそこからタクシーで折り返すこと」と言われてしまいました。ゲストハウスの正式HPでも至近のバス停で降りなさい、とされているにもかかわらず。納得はできませんでしたが、止まらないというのだからどうしようもありません。昨年も希望のバス停で降車ボタンを押したけど止まってもらえませんでしたしね。結局、約1時間後の18:00にオンヌット駅に到着。前回はがたがたで普通に歩くのもやっとの歩道をスーツケースを引いて歩きましたが、今回はこんなこともあろうかと肩掛けのスポーツバッグを使っていたので、それほど苦労せずとも、15分後にはゲストハウスに到着しました←さすがに汗はすごかったですが(笑)

 今回利用したのも昨年に続き、オンヌットゲストハウスのドミトリールーム。2段ベッドが5つ並ぶ相部屋です。一泊800円ほどだし、徒歩15分ほどでBTSのオンヌット駅です。それに空港にも近いのでトランジットのためには非常に便利な宿だと思っています。もちろん、相部屋だし、シャワーやトイレも共同ですので、お金に余裕のある方には勧めることはしません。また、次回の訪問時に空港からの鉄道アクセスが完成していると思います。そうなるとぼったくりタクシーを利用しなくても済むので、別の宿を利用することになると思います←当初の予定ではとっくに完成しているはずの鉄道ですが、タイのことなのでさらに完工が遅れそうな気がしています^^;

 チェックイン後にとりあえず中心部に向かいます。昨年同様、大好きなタイ古式マッサージを受けるために☆ただ、今回は初めて受けるオイルマッサージを選択してみましたが、感想は「・・・」。日本でもパウダーマッサージを取り入れた整骨院に行ったことがあるけど、そのとき同様、満足感は今一つ。幼少の頃から腰に持病を抱えている私です。常に腰痛に悩まされているため、ゴリゴリ系の強めのマッサージでしか腰の「すっきり感」を得られないようです←腰に湿布を貼っても「冷やり」と感じることがないんです・・・^^;

週末の夜のためか、華やかなイベントがおこなわれていました。

 その後、適当な屋台での夕食と思ったけど、どうも食べたいものに出くわさず、結局ゲストハウス併設のレストランでタイ料理を食べることにしました。ちなみに、食堂のメニュー数は300を超えていました。

激辛ですが、タイ米との絶妙なマッチでした

 ピリ辛の予定が激辛だったこの料理。夏のベトナム旅行以来続けている禁コーラを断念しペプシを追加で頼んでしまいました←夏の旅行まではコーラを飲まない日は皆無なほどのコーラ好きだったんです。

 部屋に戻ると大学生くらいのイギリス人青年が一人いました。なんと彼、5日前まで日本を旅しており、タイの次にはカンボジアに行くとのこと。お互いに違うことしつつも、たまに言葉を交わしていましたが、やはりイギリス英語です。ただでもリスニング力に欠ける私なので余計理解しづらく、久しぶりにPardon?を連発。旅行の疲れもあり、右耳の聴力が落ちていることも原因です←右耳の聞こえが悪いのも持病だったりします。

2段ベッドが多数並んだゲストハウスの室内。
プライバシーも何もありません。

 翌朝は4時半起床で5時出発の予定。彼には悪いけど、22時過ぎには眠りの体勢に入ったのですが、親切な彼。部屋の電気を消し、ベッドサイドの小さな電気だけにしてくれたんです。感謝感謝です。Jack, thank you so much!←見ているわけ無いけど(笑)
 


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