タイ・カンボジア旅行記　２００８年
2008.11.22〜2008.11.25

はじめに　　　１日目　　　２日目　　　３日目　　　４日目

はじめに
　これが生涯で２４回目、そして今年４回目の海外逃亡。ちなみに、カンボジアは３年ぶり２回目の訪問です。昨年はこの時期に沖縄に行きました。ひめゆりの塔に花を掲げ、そして平和についての認識を新たにするために。５年前のこの時期に広島の原爆ドームに行ったことから続き、なぜかこの時期になると平和について再認識する旅に出たくなるようです。今回のカンボジアは「地雷被害の撲滅」が自分のテーマ。私一人の力では解決できる問題ではありませんが、機会があるごとに「語り部」となって、被害の現状を次代を担う若者たちに伝えることができたらな・・・こんな思いが私をカンボジアへの旅に誘いました。

旅のプランニング
　基本的に、旅行日数が１日短いのを除き、３年前と同様に手配しました。まず、航空券はＡＮＡのエコ割。燃油サーチャージが高いため、国内線分を合わせ１２万７千円ほど←バンコク単純往復が１０万近いことを考えるとお徳ともいえますが。バンコクはあくまでもトランジットのための２４時間以内の滞在。同日乗り換えでカンボジアに入ってもどうせ夜遅い到着です。それならバンコクに夕方到着し、古式マッサージでリフレッシュして翌朝カンボジアに向かったほうが楽なはず。もちろん、プチタイ旅行もできるし（笑）←これが４回目のバンコクだけど、そのうちの３回がトランジットを利用した２４時間以内の滞在です。メインのカンボジアでは前回と同じゲストハウスを選びました。帰国日が夜の出発のためレイトチェックアウトが可能なことが唯一の条件です。また、欧州の博物館とは違い、アジアの遺跡巡りでは説明がないとさっぱりそのすごさが分からない、そんなことも多いため、日本語ガイドやトゥクトゥクの手配もゲストハウスに事前にお願いしました。もう少し安いところもあるかもしれませんが、どうせ数ドルの違いですし、それならと、勝手の分かる以前と同じところに依頼することにしました。
　そんなわけで、日数も少ないし、また、以前にも同じ内容で自己手配した経験もあるので、今回の旅はこれといった事前準備は何一つしませんでした。当然荷物も少なく、前夜に１０分ほどでパパッと詰めてそれで荷造り完了です。

　事前準備の段階で一つ残念だったこと。それは帰路の乗り継ぎとして、希望したシェムリアップ→ホーチミン→成田のフライトが取れなかったことです。無駄に広くて歩き回るのに疲れるバンコク経由を避けたいという理由もありますが、サーチャージがからむせいか、ベトナム経由のほうが航空券が１万円以上も安いんです。馬鹿にならない金額ですよね。だけどずっと空席待ちをかけてみたけど、とうとうベトナム航空のシェムリ→ホーチミンが取れませんでした。空席待ち期限が切れる度に再度予約しなおしたけどダメ。しまいには空席待ちでの予約すらできなくなってしまい、結局、往路、復路ともバンコク経由で購入しました。