シンガポール旅行記 2009晩秋
2009.11.202009.11.23


はじめに
 29回目の海外旅行、そして12回目のシンガポール。もうなんら珍しいことも無ければ、困ることもないシンガポール。とはいえ、私の第2の故郷でもあり、研究の原点でもあります。研究に行き詰ったとき、仕事やプライベートで落ち込んでいるとき、そんなときに私にエネルギーを与えてくれるのがシンガポールという都市国家。

 今回は1月末締め切りの論文の資料集めという目的もあったのですが、別の論文が審査に合格したご褒美でもありました。だけど、遊んでばかりはいられません。ちょうどこの旅行の翌週締め切りという、さらに別の論文を抱えていたのですが、これが11月上旬の体調不良のため2週間も遅れてしまったいたのでした。そんなこともあり、旅行中は空港内、飛行機内、そしてホテルで滞在時間と、とにかく僅かな時間があればPCにむかって論文を書いていました^^;

 そんな背景の、いつもとちょっと変わったシンガポール旅行だったのですが、景気が悪いせいか、連休でも余裕で飛行機の予約ができました。しかも、格安で。今回はeクーポンも使ったので、ANAに払ったのは国内線を合わせても3万円だけ。ホテルだって、いつも利用するフレグランスルビー。3泊で約1万円。そう、合計4万円でシンガポールまでいけてしまったんです。時間さえあれば毎月でもいけるほどの金額です。

 以上が旅行の目的、そしてプランニング。ただ、目的が目的なだけに、今回の旅行は旅行記を書くに値しない内容でした。そんなこともあり、いつもは脇役であった「食事」にのみ焦点を当てて、写真とともにまとめていこうと思います。

搭乗日 便名 区間 出発 到着 出発
ターミナル
クラス 座席数 利用運賃 飛行
時間
マイル
11/20
(金)
NH3124
FW運航

札幌(千歳)-東京(成田)

13:45 15:25 - 普通席 1 スーパー エコ割WEB
01:40 510
11/20
(金)
NH901
NQ運航

東京(成田)-シンガポール

17:25 翌日
00:05
1 エコノミー:W 1 07:40 2,318
11/23
(月)
NH112
NQ運航

シンガポール

-

東京(成田)

08:30 16:20 2 エコノミー:W 1 スーパー エコ割WEB
06:50 2,318
11/23
(月)
NH2155

東京(成田)

-

札幌(千歳)

19:00 20:40 1 普通席 1 01:40 510

20日の食事
 お昼はコンビニのおむすびで簡単に済ませ、夕食は機内食。以前は何が出るのかわくわく期待していたけど、最近ではすっかり興味も無くなったANAの機内食です。なので、事前にHPで調べることも最近ではまったくしていません。個人的には、タイ国際航空(TG)の機内食、それも日本発着便ではないアジア近距離国際線路線の機内食が楽しみです。アジア食豊かというか、まさに「エスニック!」というか。それに比べANAの機内食は、最近やけにシーフードが多いように思えます。それもいかにも冷凍食品という感じの小エビとか。特に、「小エビのカクテル」とかいうのを最近搭乗するたびに食べているように思えるのですが、シーフード好きの私でも食べるのをためらってしまうほどです。

写真なし

前菜
スモークサーモン ディル風味
若鶏のガランティーヌ
たまごとパスタのサラダ
メインディッシュ
かれい照り焼きとごはん
チーズとクラッカー
ブレッドロール
デザート
コーヒー または 紅茶

21日の食事
 食事なんて出るはずのないホテルなので、朝食は日本から持参したカロリーメイト。これを食べて荷物を整理したらマレーシアに移動です。ジョホールバールの書店に行くのが目的でした。昼食はちょっと遅くなったけど、シンガポールに戻ってから。無難に高島屋地下のフードコート内にて。食べたいものが多数ありました。不思議なことにシンガポールのローカルフードではなく、和食、洋食、韓国料理ばかりに目がいってしまいます。結局食べたのは写真のように、韓国料理。BBQ Beefと書かれていたセットメニューです。S$8なり。安いよね。

食事で立ち寄ったオーチャードで、必要な文献の購入も済ませた後は、何気に今回が初めてとなる、オーチャード名物のアイスクリームを食べることに。食パンやウエハースに包まれたものがSG1なんです。まあ、格安のアイスクリームを包丁で切ってはさんでいるだけなので、原価を考えると安くはないけど、日本で同じようなものを頼むと300円位しちゃいますよね。

夕食はホテル近くのホーカーにて。格安のホーカーが多数あるゲイラン地区ですが、如何せん、私が食べられるメニューは少なく、いつも麺料理ばかりになってしまいます。今回も無難に、これまたご当地名物の蝦麺を注文。麺料理好きなので、とってもおいしくいただくことができました。たしかS$3でした。日本円で200円。安い!

22日の食事
 この日も朝はカロリーメイト。締め切り間近の論文を抱えていたため、深夜遅くまでPCに向かっていたのでお昼近くまでベッドでごろごろした後、MRTに乗って久しぶりにシンガポール駅に向かいました。マレー鉄道にはこれまで3度乗っているのですが、ジョホールバール駅が今年限りで廃止&取り壊されるとの話を聞き(←イミグレやバスターミナルなどの機能も併せ持ったJBセントラルに集約されます)、しかも、古い駅は取り壊されるらしいので、最後の記念と、例の変則的入国方法を楽しむために、久しぶりにマレー鉄道に乗車することにしました。現実的にはS$5の料金はバスの3倍だし、本数も日に数便。次から次に来るバスとは違い、かなり前から待たねばならないKTMの列車は日常的な足としては実用的ではありません。でも、それでも余りある魅力を併せ持っているもまた事実。

お昼ご飯はシンガポール駅にて。シンガポール国内とはいえ、マレー鉄道は全てマレーシアによる運営なので、駅の食堂のメニューもマレー料理ばかり。結局、無難な麺料理を頼んでしまったけど、SOTOと書かれていたけど、マレー語だったので、適当に発音して頼んでしまいました。一般的なMee(←マレー語で麺の意味)ではなくビーフンを頼んだのが、由一、変化を楽しんだことかな。

3時のおやつはマレーシアにて。これまで何度もジョホールにきているけど、食事をとるのはこれが初めてでした。当然、どこのお店にいこうにも、マレー料理中心になるのですが、いつも不思議とハンバーガーが食べたくなる旅行中のHIRO。動き回るから、甘いコーラと塩分の豊富なポテトが食べたくなるんですよ。で、さすがにマックじゃ芸が無いので、見たことも聞いたこともない、おそらくマレー系と思われるお店に入ってみました。さすがマレーシアだな〜と思ったのは、ビーフのバーガーが無く、チキンかフィッシュだけになってしまうこと。ちなみに、このセットでRM8.5なので、日本円では300円もしない計算になります。シンガポールから国境を渡った途端、感覚的には物価が半分に下がるように思えます。

この日の夕食は、前日同様にゲイランのホーカーで簡単にすませてしまいました。正直、高島屋のフードコートで昨日見た、洋食のセットが無性に食べたかったのですが(←エビフライ、大好きなんです)、そこまで移動する気力がありません。ゲイランに小洒落た洋食屋なんてあるはずも無く、結局、以前も寄ったことのある麺料理のお店でフィッシュボールヌードルをいただきました。僅かS$3です。オーチャードのフードコートではずいぶん価格が上がっているローカルフードですが、ゲイランでは今なお良心的な価格で味わうことができます。この値段で食べられるなら、インスタントラーメンなんて無用に思えてしまいます。

 食事後に、無性にアイスクリームが食べたくなり、近くのセブンイレブンに入りました。日本で150円ほどで買えるコーンに入ったこのタイプのアイスの値段。1つS$2.4也。高いのはわかっていたけど、日本より高いほどです。高すぎ。まあ、缶ジュースを買っても、セブンイレブン店内ではS$1.5もします。お店近くの自販機ではS$1だから50%も高いことに。いつもは市場や自販機で飲み物を買っていますが、アイスクリームだけはホテル近くのセブンイレブンになってしまいます。
23日の食事

写真なし

前菜
小海老のカクテル
白身魚のテリーヌ
ポテトサラダ
メインディッシュ
若鶏のブレゼ トマトソース マッシュポテト添え
または
中国風海の幸と野菜の炒めもの ごはん添え
デザート
ブレッドロール
コーヒー または 紅茶
 

 朝食はカロリーメイト。昼食は機内食。で、成田到着後は、いつもは味噌ラーメンを食べるのですが、今回の旅では麺料理ばかり食べていたこともあり、無性に「米」が食べたくなりました。まあ、普通の定食でもよかったのだけど、そんなにお腹はすいていません。と、いうわけで初めて入る回転すしのお店に入ってみたのですが、がっかりの連続。客は意外と居たけど、一切寿司が回っていません。まあ、それは良しとしますし、どの皿をとっても高いのも仕方ありません。ですが、品切れしているものも多いし、どれもこれも、冷凍から解凍しました!といわんばかりの水々しい食感のものばかり。事実、真空パックされたトレーに入っネタをのせているだけでした。おそらく、もう2度とこのお店には入らないことでしょう。

成田到着後。ちょうど夕日がとても綺麗な時間帯で、ANA機とともに一枚!


TOPページに戻る

inserted by FC2 system