シンガポール・マレーシア旅行記 2009年
2009.4.302009.5.


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3日目
 ご存知パンダバスのマラッカ1日観光を、日本出発前に申し込んでいたこの日。集合はフェアモントホテルに8:40です。余裕をもって7:30にホテルをでたのですが、集合場所には8時前に着いてしまいました。やはり、高級ホテルは違います。ロビーで待っていることすら許されないような気になってしまい、隣接するラッフルズシティ内にあるスタバでのんびり休憩しました。

基本的にコーヒーを一切飲まない私。
海外旅行の際しかスタバに入りません。

 8:40にガイドさんがロビーにやってきたのですが、この場から乗ったのは私を含め9人。乗り込んだマイクロバスには別のお客さんもいて満席でした。どうやら、ジョホールバール市内観光の人も乗っている様子で、国境を越えた後で2台のバスに分かれました。乗り換えたマイクロバスには、私を含めて11人のお客さんがいました。

 8:40に出発して、シンガポール側の国境まで30分ちょっと。昨年新しくなったばかりのジョホールバール側の入国審査場を通り抜けたのはさらにその30分後。マイクロバスを乗り換えたのは10時過ぎのことでした。この後はマラッカに向けてハイウェイをひた走ります。窓の外は延々と続く熱帯雨林の森(というより、ジャングル)、あるいは各種のプランテーション農園が続くばかり。大げさではなく、マラッカまではずっと同じ風景です。ジョホールバールからマラッカまでは片道3時間の道のりですが、ただただ暇な時間でした。

マラッカまでの道中、ずっとこんな森が続いています。延々と。

 途中、一度トイレ休憩で車を降りた以外、とにかく高速道路をひた走ります。マラッカ市内到着30分前に高速を降りたのですが、降りた後も同様な風景が続くばかり。マラッカ中心部に着く5分くらい前になり、ようやく民家や学校などが点在してきましたが、土の色や周りの木々の様子などもあり、カンボジアのシェムリアップ郊外で見た光景そのもの、そんな気になってしまいました。高床式の建物がそう感じさせたのかもしれません。

 中心部にたどり着き、まず目に飛び込んできたのが、あのマラッカ海峡。残念ながら、かなり遠方に見えただけでしたし、その後も、これ以上マラッカ海峡近くに行くことはありませんでした。

食事をとったレストランと、出てきた食事。まあ、味はまずまず。

 食事はニョニャ料理。マレー風にアレンジされた中華料理という感じです。11人で円卓を囲んだのですが、互いに見ず知らずの人たちです。ほぼ無言のまま食事をしている姿は不気味にさえ感じてしまいました。味はまずまずで、日本人にも食べやすいものだったことを報告しておきます。

最初に向かったのがこのお寺。マラッカ一古い仏教寺院だとか。

 食事の後は、パンフレットに書かれている通りのコースでの観光です。週末のためか、あるいは最近世界遺産になったせいか、世界中からの観光客が多数訪れていました。まあ、自分もその1人なんですがね(笑)

 マラッカの感想はと言われても、正直、短時間だったし、歩いた範囲もごく一部だけ。それも自分で地図を見ながら歩いたわけでもないので、感想らしい感想もありません。あえてあげるとすると以下の2点かな。まず、1753年にオランダ人によって建設されましたクライストチャーチ。一番マラッカらしい建物と思うのですが、ずっと、この教会が小高い丘の上にあるとばかり思い込んでいました。実際には、にぎやかな通りに面した平地(オランダ広場とだいうようです)にありました。

ご存知クライストチャーチ。

多数の人で賑わっていました。
1552年12月にこの世を去ったザビエルは
1553年2月マラッカに移送されました。

 2点目はマラッカという地名の由来。まったく考えもしなかったのですが、皇太子に地名を聞かれた原住民が、なんのことか理解できずに、近くにあった樹木の名前を「マラッカ」と答えたことに由来するとのこと。なんだかマカオと同じく、勘違いがそのまま知名になったのがおかしかったです。

マラッカの木(の実)。そして名前の由来の説明文。

 日帰り観光なので急ぎ足ですが、当然、土産物屋に連れて行かれるのはしょうがありません。しかし、今回は一軒だけだったし、価格的にも「安いな」と思えたお菓子屋さんだったので良しとします。土産物屋を最後にマラッカを後にしたのが15:00頃。来た道のただ戻るだけなので、相変わらず道路の両側には熱帯雨林の森が続くばかり。途中、いったんドライブインのような場所で休憩した後、ジョホール側のイミグレに18時に到着し、シンガポール側のイミグレを経由して出発地点のフェアモントホテルに戻ってきました。ほぼ予定通りに20時に到着です←パンフレットには「宿泊ホテルまでお送り」となっているのですが・・・。

はるか遠方に見えるマラッカ海峡。どんよりとした曇り空なのが残念!

 さすがに、この日は朝から車に乗りっぱなしで疲れていることもあり、MRTでホテルまで戻り、ちかくのホーカーで簡単な夕食をとって一日の終わりとしました。この日も警察の取締りが盛んに行われており、普段なら無数路上に立っている売春婦のおばさん、おねえさんも皆無で、落ち着いた中で食事をとることができました。

夕食は、近所のホーカーで。100PLUSはシンガポールでの大のお気に入り^^



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