3日目
8:40にガイドさんがロビーにやってきたのですが、この場から乗ったのは私を含め9人。乗り込んだマイクロバスには別のお客さんもいて満席でした。どうやら、ジョホールバール市内観光の人も乗っている様子で、国境を越えた後で2台のバスに分かれました。乗り換えたマイクロバスには、私を含めて11人のお客さんがいました。
途中、一度トイレ休憩で車を降りた以外、とにかく高速道路をひた走ります。マラッカ市内到着30分前に高速を降りたのですが、降りた後も同様な風景が続くばかり。マラッカ中心部に着く5分くらい前になり、ようやく民家や学校などが点在してきましたが、土の色や周りの木々の様子などもあり、カンボジアのシェムリアップ郊外で見た光景そのもの、そんな気になってしまいました。高床式の建物がそう感じさせたのかもしれません。
食事はニョニャ料理。マレー風にアレンジされた中華料理という感じです。11人で円卓を囲んだのですが、互いに見ず知らずの人たちです。ほぼ無言のまま食事をしている姿は不気味にさえ感じてしまいました。味はまずまずで、日本人にも食べやすいものだったことを報告しておきます。
食事の後は、パンフレットに書かれている通りのコースでの観光です。週末のためか、あるいは最近世界遺産になったせいか、世界中からの観光客が多数訪れていました。まあ、自分もその1人なんですがね(笑)
2点目はマラッカという地名の由来。まったく考えもしなかったのですが、皇太子に地名を聞かれた原住民が、なんのことか理解できずに、近くにあった樹木の名前を「マラッカ」と答えたことに由来するとのこと。なんだかマカオと同じく、勘違いがそのまま知名になったのがおかしかったです。
日帰り観光なので急ぎ足ですが、当然、土産物屋に連れて行かれるのはしょうがありません。しかし、今回は一軒だけだったし、価格的にも「安いな」と思えたお菓子屋さんだったので良しとします。土産物屋を最後にマラッカを後にしたのが15:00頃。来た道のただ戻るだけなので、相変わらず道路の両側には熱帯雨林の森が続くばかり。途中、いったんドライブインのような場所で休憩した後、ジョホール側のイミグレに18時に到着し、シンガポール側のイミグレを経由して出発地点のフェアモントホテルに戻ってきました。ほぼ予定通りに20時に到着です←パンフレットには「宿泊ホテルまでお送り」となっているのですが・・・。
さすがに、この日は朝から車に乗りっぱなしで疲れていることもあり、MRTでホテルまで戻り、ちかくのホーカーで簡単な夕食をとって一日の終わりとしました。この日も警察の取締りが盛んに行われており、普段なら無数路上に立っている売春婦のおばさん、おねえさんも皆無で、落ち着いた中で食事をとることができました。
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