沖縄旅行記2013
2013/7/13〜2013/7/16

はじめに
 2回目の那覇です。と、言っても学会に参加するためで観光に取れる時間もほぼ皆無。しかも、4月に転勤になってしまい空港まで高速道路を利用しても3時間もかかる不便な町に住んでいます。空港まで/からの移動時間も考慮に入れると、余計に沖縄での滞在時間が短くなってしまいます。この学会の会員ではないため、直前まで参加を迷っておりました。ちょうど妻も同じ日程で研修に出て不在ということが分かり、直前になってから飛行機などを手配しようにも、海の日を含む連休です。当然観光客も多いはず。それに全国学会が重なっているため、格安ホテルの空きもなければ、マイル特典での航空券も取れません。特典は無理でも・・・と思って探した安い運賃も、ぜんぜん安くないんです。以前沖縄に行ったときはホテル代も含んで39,800円だったので、今回は片道の航空券だけでもそれを越えてしまいます・・・。諦めかけたとき、ようやく見つけたのが今回利用したホワイト・ベアーファミリーのビジネスパック。

商品名称 ANAスペシャルプラン【ビジネスパック】
スマイルホテル沖縄那覇【朝食付】4日間

参加人数 大人1
旅行期間 130713日 〜 130716(4日間)
出発日時 130713(土曜日) 
出発場所 新千歳空港

お客様にて各自チェックインをお願いいたします。
基本料金 70,800 x 1 = 70,800
フライト指定復路割増 500 x 1 = 500

よく見てみると、3000円分のANAフェスタ用の商品券がついてきます。まあ、これは出張旅費で請求して、お土産物代まで確保するビジネスマン用の設定なのでしょうけど。それに、宿泊先が実は前に那覇に行った時に泊まったホテルと同じ。以前の訪問時に新規オープンしたばかりの新しいホテルということもあるし、ホテル付近の地理も分かっているからメリットも多いです。これでこのプランに決定しないわけがありません。

07/13 () 全日空 64便   新千歳空港 13:30発    羽田空港  15:05
07/13 (
) 全日空137便    羽田空港 15:55発    那覇空港  18:25
07/16 (
) 全日空994便     那覇空港 12:25発  新千歳空港  15:40

飛行機

もう二度と乗ることがないと思い、B747の2階席を希望しました。プレミアムクラスにしたのでの軽食も出ましたよ〜

帰りはまるで観光遊覧飛行のよう。左、どこかの離島(笑)。真ん中、世界遺産の屋久島。右、九州最南端の佐多岬。

学会
今回初めて参加する学会。もちろん、非会員。発表者も参加者も、いつも参加する学会と結構「層が違う」感じを受けました。びっくりするくらい著名な研究者の方が各会場のタイムキーパーをされていたり、戸惑いと驚きの連続でした・・・ちょっと大げさ(笑)。会場の琉球大学の交通の便が悪く、初日は徒歩30分でバス停。そこからバスで40分ほど。降りてからさらに徒歩15分。さすがに疲れました。帰りはどうしたものか・・・と思っていたら、知り合いの先生も参加されておりました。しかも、レンタカーで来ていたのです。お言葉に甘えてバス停まで送っていただきました。実は、この先生とはホテルも同じだったため、事前に連絡しておれば、朝も乗せてきてもらえたのですが、私が参加するなんて誰も知るはずも無く・・・(^_^;)

著名な先生方の貴重なお話を聞けました!

食事

左、ホテル近くの定食屋にて。真ん中&右。学会で配布される弁当。確か1000円。味付けは沖縄流でした。

左、上段と同じ定食屋にて。前に行ったときもここばかり利用しました。中央、紙パックのお茶。だけど、量がこんな感じ。沖縄流。

ホテル

相変わらず小奇麗なホテルです。全室ダブルなので、シングルでもダブルベッド利用。

泊まったのはスマイルホテル沖縄。以前はホテルオランジュール沖縄という名前でした。前は出来立てほやほやのときに宿泊したけど、相変わらず綺麗なホテルでした。スタッフも明るく、観光などの相談にものってくれるし、いい思い出ばかりのホテルです。食事も、以前はなぜかお粥だけでしたが白米や焼き魚なんかもでるようになりました2013年4月1日より朝食リニューアル。皆様からのご要望にお応えし、白ご飯・焼き魚・沖縄料理などを追加しメニューをグレードアップいたします。当日料金500円(公式HPより)
不便な点は、ゆいレールの駅からやや離れていること、駐車場が3箇所に分かれており、少し分かりにくい&遠いことでしょうか。交通の便の悪さのため、前回の訪問時は最初からレンタカーを予約していましたが、今回は、2日目の夕方になってから急遽電話で空きを確認して軽自動車を確保しました。

ちょっぴり観光

当初から観光はまったく考えておりませんでした。夜に到着し、2日目も、3日目も夕方まで学会で、4日目は昼の便で帰ります。なのでレンタカーも取っていなかったのだけど、2日目の朝、学会会場で偶然知り合いの先生に会い、彼がレンタカーに乗っており、学会終了後バス停まで送っていただいた際の便利さから、思わず、その直後にレンタカーを借りました。なので、学会2日目は朝からの参加ではなく、レンタカー会社経由で少し遅れての参加になりました、ちなみに、借りたのは新型EKワゴン。まっさらの新車です。

黒いボディーに軽用のエアコンなので、なかなか室内が冷えてくれませんでした。

カタログ燃費が29.2!なので、大人しく走ると20はいくかな?と思っていました。私のCR−Zが22.5のカタログ燃費に対し、田舎道では25〜28キロ以上、郊外では20〜22キロ以上。札幌中心部での15〜18は走ります。で、肝心なEK。さまざまな評論家センセイのご意見同様、最近の軽の中では郡をぬいたもっさりした加速感。ようは遅いってこと。まあ、アクセル開度をしぼって加速時のモード燃費を稼いでいるのですが、かなり踏み込んでも私の原付スクーターの方が明らかに加速がいいくらいです。ちょっとしたのぼりではぐんぐんとスピードが落ちてしまい、結局、かなりの低速になってしまってから一気に再加速。これでは燃費に悪影響ですよね。で、2日間色々と測った結果、大人しく信号の少ない南部を制限速度程度で流すという、一番の好条件で走って、平均18〜20キロほど。ゴーストップが続く那覇市内だけでは13キロくらいしか走りません。この遅さとこの燃費。まあ、私は間違っても買いません。ムーブやワゴンRのほうが明らかにバランスが取れた走りをしましたからね。

上三枚、中城城跡にて。
下2枚、中村家住宅。どちらも小高い山の
上にあります。EKではアクセル全開でし
た。

そんなレンタカーを得たので、学科2日目の終了後、まずは、琉球王国のグスク及び関連遺産群の一つである中城城跡(なかぐすくじょう)の向かいました。再建された首里城とは違い、建設当時の姿をそのままに残している歴史的価値の大きな城跡ですが、まあ、石が積み重なっているのみで、解説を読みながら出ないとありがたみが分かりません。あまりの暑さのため、売店でソフトクリームを食べたのですが、あっという間に熔けてしまい手がべとべと(笑)。しかも、学会のままだったので、スーツにネクタイ、革靴にビジネスバッグという格好です。変なの(笑)。

営業が終了したばかりの売店のお姉さんに聞いたところ、すぐ近くにある「中村家住宅」も言ったほうがいいとのことでいってみました・・・が、すでに営業終了のため垣根の上に手を伸ばして写真を撮って終わり。帰宅後調べると、重要文化財に指定されている18世紀中頃煮立てられた民家だと分かりました。このとき、既に日がだいぶ傾いてきたので、このままナビの画面をたよりに西側の海岸を目指します。だけど、渋滞がひどくてぜんぜん進みません。海水浴が終わった時間で帰宅ラッシュと重なったようです。

で、ついたのがここ。イオンが横にありました。野球場も隣にあったかな?今となっては、ここどこなの?って感じです(笑)。水着のお姉さんが多数歩く中、スーツにビジネスバッグの変な人でした。しかも、写真撮ってるし(笑)

この小さな洞穴、沖縄ではガマといいますが、当時は沖縄陸軍病院第三外科という
病院だったのです・・・。

昭和20年6月19日に黄燐手榴弾などの攻撃を受けた際には、壕にいた96名
(うち教師5名・生徒46名)のうち、87名が死亡した。さらに壕の生存者8名のうち
教師1名(玉代勢秀文)と生徒2名(仲田ヨシ、又吉キヨ)は壕脱出後に銃撃され死亡
したとみられる。従って、第三外科壕にいた人々のうち沖縄戦終結まで生き残った
のはわずかに5名(ひめゆり学徒隊の生徒が4名、軍医が1名)のみである・・・ウィキより。

翌朝、朝一で向かったのがひめゆりの塔。2回目の訪問ですが、日本人としていくべきだと思うし、2回目ならもっと冷静に色々と考えることができると思ったからです。ただ、朝早くつきすぎてまた開館前。入り口で売っている花を手向けたのち、オープンと同時に中に入りました。まさに貸切。私以外だれもいない空間に、あの若い女性たちの多くの顔写真。恒久の平和を念願するといえばそれまですが、一人の大人として、ひとりに人間として、世界中が笑顔でいられるために何ができるのだろうか・・・そんなことを考えた時間でした。なお、前回の訪問時は、よくテレビにも出演している語り部の島袋さんがいらっしゃいましたが、今回はビデオのみ。おそらく、前回は修学旅行生と一緒になったので、特別にいらっしゃったのだと思います。貴重な経験をしたんだな、2度目になってそれに気付いたHIROでした。

 

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