ネパール・タイ旅行記　2010年
2010.1.6〜2010.1.10


はじめに　　　１日目　　　２日目　　　３日目　　　４日目 　 ５日目　　６日目

はじめに
　海外旅行はこれで通算30回目となりました。一応の目標である、１００回５０カ国、２００の世界遺産を達成するには、やはり欧州周遊が一番手っ取り早い、ということになります。事実、当初はANAのエコ割運賃を使ってパリまで飛んで、その後、スペイン、ロンドンと移動してロンドンから日本に戻る、という旅程を考えていました。前回行けなかったベルサイユ宮殿、ストーンヘンジ、バース、そして初訪問のスペインという行程で。ですが、仕事を休める日にちも限られており、第一希望のこのコースはお蔵入りに。で、第二希望はやはりアジア。とはいえ、アジア好きの私なので、めぼしい所はすべて訪問済みの感があります。ベトナムのハノイ、ハロン湾、ラオス、タイのスコータイ、ブルネイ、そしてネパール。このあたりが私の心の中の白地図でまだ塗りつぶされていない場所。だけど、一気に周るの非現実的。しかも、ある程度まとまった休みが取れることがわかった12月上旬では、すでに満席の便が多くなっていました。
　そんな諸々の事情から、今回は未訪問だったネパールを旅することにしました。夏のインド旅行との続きでもありますし、仏教の聖地でもあります。また、何気にこれまで一度もいったことのなかった世界遺産の自然遺産。初めて訪れる自然遺産なのだから、心から「凄い！」と思える場所に行ってみたい、そんな思いもあり、今回はヒマラヤ遊覧飛行も旅行に取り入れることにしました。
プランニング

　タイまではANAのエコ割７。この期間はスーパーエコ割は当初から設定が無いようで（←秋から空席だけはずっと確認していました）。次に安い運賃のエコ割７を利用しました。税金などを含め77,730円。実は、同じ日程ならタイ国際航空の正規割引運賃で予約した場合、約1万円安く予約できることがわかっていました。事実、バンコクからの帰りはTGとの共同運航便ですし。だけど、ANAのマイルをためる関係上、ANAで予約したほうが結果的にお得になるし、いつ使っても良いとはいえ、eクーポンが24,000円分あったので、その分、値引きされることになります。さらに種々のキャンペーンも重なり、後から1万円分ほどのキャッシュバックも期待できそう。それで今回も、ANAの正規運賃で予約しました。

　バンコクはここ最近、目的地というより、完全に経由地。そのためだけに１、2泊しています。まあ、食べ物もおいしいし、物価も安いので、プラスアルファの1カ国に最適。ただ、12月で開業するはずだった空港アクセス鉄道が、またしても開業延期。これで何度延期になったことやら。仕方なく今回もバスでのアクセスを考え、　エアポートバスでの移動がしやすいゲストハウスを利用することにしました。

　バンコクから先は、2008年夏のインド旅行に続き、ウェンディーツアーのバンコク支店にすべて任せてしまいました。代金は50,027.1バーツ（ツアー代金44.100B+TAX4.470B+クレジットカード手数料3％）。クレジットの手数料がかかるのが気になるところですが、事前に支払いにいくこともできず、また、円からバーツに両替する際の手数料を考えると、実質的に手数料は無視できることになります。基本的に、バンコク在住の駐在員などに近隣諸国への旅行を提供している会社のため、予算、日程、内容、訪問地などで多数のコースが用意されています。ネパールだけでも確か7種類ほどありました。それに、ホテルのランクなども自分でチョイスできるので、すべてを自己手配するより若干割高になりますが、仕事で忙しい身にとっては、ありがたい限りです。