京都・彦根旅行記
2012.12.82012.12.10


はじめに
昨年度の後半は、私の仕事が急に忙しくなったこともあり、十数年ぶりに冬に海外に行くこともできませんでした。ましてや普段の土、日を使ってフラりと気ままな国内旅行に行くなんて出来るわけもありませんでした。
その反動という訳じゃないけど、当初からクリスマス前後に週末を活用してディズニーランドにでもいこうかなと計画していました。ところが、妻の研修が12月の中旬に京都であることがわかり、急遽計画を変更し私も一緒に京都までついていくことにしたのが今回の旅行の背景でした。

プランニング
航空券は妻のJALのマイルを特典似代えて二人分を確保。ホテルは意外にも?早い段階からかなりの宿が満室でした。仕方なく、やや駅から離れてしまいましたが、それでも京都駅徒歩の圏内の京都プラザホテルを確保。実際にはスーツケースをひいて歩くにはやや厳しい距離でした。また、残念ながら伊丹便が取れなかったので関空便を利用したのですが、JRの特急はるかは「はるか往復割引きっぷ」を使っても2人になると合計で9400円にもなってしまいます。基本、いつも最安を選択する私。当然今回はバスでの往復を選択。もちろん往復で購入しました!(^o^)v←安いのといっても二人で8000円^^;。この他にした事前準備は、JRの時刻表の印刷です。妻が研修に参加している間に実には福井県の敦賀までいこうと考えていたんです、出発前は。だけど、実際には天気が…。

京都
2泊3日とはいえ、妻の研修もあるし最終日は昼には京都を出ないとなりません。そうなると、行ける場所は限られてしまいます。一日目に清水寺、八坂神社、安井金比羅宮、四条通界隈を見て回りました。

清水寺にて。とっても寒かった〜。
途中食べたおそばが美味しかったです!

安井金比羅宮は初めていったのですが、悪い縁を切る縁きり神社として有名らしく、なんだかとっても不思議な光景が繰り広げられておりました。しかも、神社の周囲はラブホテル街。京都のイメージが一変した思いでした。

碑の表から裏へ穴を通って悪縁を切り、裏から表へ通って良縁を結び、
最後に形代を碑に貼って祈願するんだって。すごい行列でしたよ〜。

一日目の晩御飯は、京都の知り合いの方にとってもおいしい京懐石のお店に連れていっていただきました。Mさん、どうもありがとうございます!!

八坂神社と、その近くの会席料理のお店での食事。とっても上品な料理が次々で運ばれてきました。

2日目の夜は暗くなってから研修の終わった妻と合流したため、いけそうな場所はほとんどありませんでした。駄目もとで待ち合わせ場所付近に偶然来たバスに乗り込みました。どうやら平安神宮を経由するバスのようです(笑)。もちろん、平安神宮に着いたときには既に門が閉まっておりました。記念写真なんかを撮っていると、社務所に掃除のおじいさんがいました。「ご朱印なんてもう無理ですよね?」なんて言ってみると、おじいさん、神社の職員の方に頼んでみれば?とのこと。そのとき、おそらく帰り支度で通りかかったと思われる職員の方にお願いしてみると、なんとOKをいただけました!!なんだかとっても幸せな気持ちいっぱいでした(*^_^*)。

左の写真、露出を大幅にオーバーにしたので明るいのですが、実際には真っ暗でした。

その後、通りかかったタクシーに乗り、「この時間からいける神社やお寺なんかないですよね?」と聞いたものの、やはりあるわけもなく、京都駅まで送っていただきました。3日目の朝は、ホテル近くの東寺を見学。これまで京都に行った際、観光バスの車窓からチラッと見るだけの存在でしたが、今回は初めてじっくり見学することができました。残念ながら、この日は京都で初雪が降りました。そう、とっても寒い中での観光でした。

雪がちらちら舞う中での観光。寒かった〜

東寺の後はバスで関空に戻ります。以前にも何度か移動したことがあるけど、やはり京都←→関空のバス移動はやや時間がかかりすぎな気がします。もちろん、費用面でも。実は、着陸の際にユ子風がひどく一度ゴーアラウンドになっていました。そう、着陸直前に中止して再上昇する、あれ。それくらい天気が悪い3日間だったのですが、2回目の着陸のとき、「2回目も横風が基準値を超える場合は伊丹空港に着陸します」との機長の放送が入りました。ラッキー!と思った私。周囲の席の人たちも、「そのほうがいいよな〜」なんてつぶやいていました。やはり、関空は地理的に不便だと感じている人が多いのでしょうね。関空にて。

ぼてじゅうのお好み焼き定食をいただきました。
ぼてじゅうはずいぶん久しぶりです。

彦根
彦根?そう、彦根城のあるあの彦根。当初は朝一で敦賀まで行き、その帰りに彦根で途中下車して彦根城に短時間だけいて夕方には京都に戻る予定でした。だけどこの日は強風で敦賀までの特急は運休。新幹線で米原まで行こうにも新幹線も遅れぎみ。そして何よりも、京都で人身事故があったらしく在来線も1時間以上も遅れています。これじゃあ米原でうまく乗り継げるか不安が残ります。で、仕方なく敦賀まで行くのは諦めて、在来線の運行が再開しだい彦根までいくことに予定を変更しました。

大阪城や名古屋城とは違い、ここは近年になって再建されたものではない本物です!


列車の遅れのため彦根に着いたのは11時。お城もざっと見て戻る予定でしたが他の予定もないし、のんびりしているとユルキャラで有名なひこにゃんに会えることがわかり3時間も滞在してしまいました。お城自体はこじんまりとしていますが、敷地というか庭園の状態もあわせると姫路城と匹敵する価値があり、十分に世界遺産になる資質があるお城だと感じました。お城だけではもう遺産登録は無理でしょうから、琵琶湖と一緒に、あるいは近隣の城跡などと一緒に「日本の城文化」としての登録を目指してほしいものです。

ひこにゃん
ご当地ユルキャラで一位、二位を争うほど有名ではないでしょうか。まあ、猫をモチーフにしたキャラなのですが、ヒコニャンは「会えるユルキャラ」なのが人気の理由だと思います。しかも、ヒコニャンはただ愛機を振りまくだけではなくパフォーマンスまでしちゃうんです。

愛くるしいひこにゃん。
食事はお城の近くにあったお団子やさんで。

と、いってもディズニーランドのミッキーマウスのような激しいダンスをできるはずもなく、胸元の鈴を鳴らすとか、ゴルフのスイングをするとか、まあそんか感じです。係員のお兄さんさんもパフォーマンスの途中、「楽しめていますか?パフォーマンスずっとこんな感じですのであまり期待しないでください」なんて言っているくらいでした。それでも、パフォーマンスは「中の人」に大きく依存すると思うのですがこの日の中の人はとっても穏やかで、かつ小柄な人だったので女性なのかな?という印象でした。



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