熊本・大分温泉旅行2013
2013/12/22〜2013/12/26

はじめに
 本来はクリスマスをヨーロッパで過ごす予定でした。しかし、10月に体調を崩してしまい入院&仕事も長期の休職。海外旅行どころではありません。でも、退院もしたことだし、のんびりと温泉にでも行きたいね・・・ということで、道内の温泉宿も見てみたのですが、連休でもあり、またスキーシーズンも始まっており、結構なお値段です。じゃあ、せっかくなら暖かい九州、それも温泉県として有名な大分なんかどうだろうね〜ということで、例のごとくANAのHPで検索をかけて見つけたツアーがこれ。「旅ドキ九州(10−5月) チョイスチョイス レンタカーコース4日間(北海道発)」というツアーです。往復の利用空港、4日間のホテルなどを好みの立地や価格帯で好きに選べます。しかも、レンタカーもついている格安なツアーです。基本料金はなんと55800円です。これにホテルのグレードアップを重ねていくと結果的には下の表のような料金になりましたが、基本料金でOKなのは食事なしのビジネスホテル。今回は3泊とも2食の食事つきの温泉宿をチョイスしたので、このような価格になりました。と、いっても、ANAの株を持っているので株主優待も利用でき、大幅に割引になりました!そうそう。このツアーのお勧めポイントとして、レンタカーの乗り捨て料金が無料。なので、到着と出発空港が違っても料金が発生しません。また、満タン返しが基本のレンタカーですが、このツアーはそれも必要なし。なので、食事も、レンタカーも宿も、これ以上追加代金がかからないのがこのツアーを選んだ大きな理由です←もちろん、昼食とおやつは付いてません^^;

利用日時 旅行日程(選択済アイテム)
1223 08:00-09:35

《往路Aフライト追加代金》ANA4712(千歳-羽田)

1223 10:30-12:25

ANA643(羽田-熊本←羽田への到着遅れのためSNA運航便、ANA3713に変更になりました。

1223

《b グループホテル追加代金》阿蘇リゾートグランヴィリオホテル 喫煙可 洋室(1−3名)ツイン  2名1室利用 朝夕食付 

1223 13:00-1226 11:45

ニッポンレンタカー九州* Sクラス 禁煙 車種指定なし  (定員5) 熊本空港-大分空港 

1224

《g グループホテル追加代金》お宿 野蒜山荘 和室(2−4名) 2名1室利用 朝夕食付 

1225

《f グループホテル追加代金》別府ホテル清風 和室または和洋室 2名1室利用 朝夕食付 

1226 12:45-14:10

ANA196(大分-羽田

1226 15:00-16:30

ANA069(羽田-千歳


商品名:旅ドキ九州(10−5月) チョイスチョイス レンタカーコース4日間(北海道発)         
基本代金 55,800円
(加算料金)往路Aフライト追加代金 2,000
(加算料金)b グループホテル追加代金 2,500
(加算料金)g グループホテル追加代金 8,000
(加算料金)f グループホテル追加代金 5,500
乗捨料金 0
ホテル配返車料金(現地でお支払いください) 0
割引適用前旅行代金(ホテル配返車料金は含まれておりません) 73,800
株主優待割引 -5,100
割引適用後旅行代金(ホテル配返車料金は含まれておりません) 68,700

1日目 熊本到着〜阿蘇リゾートグランヴィリオホテルまで
前泊のホテルを出発し、いつもの通り新千歳空港へ。クリスマスの連休も重なり空港は混みこみ。なのに天候不良で羽田行に遅れが出ております。千歳のチェックインの際に、羽田から熊本への便を2便押さえておいてもらいました。結果的に、当初の予約便には乗れ
一便遅いSNAとのコードシェア便を利用することになりました。まあ、それだって結構ギリギリの乗り継ぎ時間でした。とはいえ、初めて乗る、そしてこれからも滅多に乗ることのないだろうSNA運航便に乗れたのは良い記念です。

はじめって乗ったSNA便。機内で食べた空弁。そらべん、くうべん、どっちが正しい読み方?

熊本空港到着後は、送迎車にのりレンタカー会社へ向かいます。そこで驚いたのが、用意されていた車が夏タイヤだったこと。着陸前に窓の外に見えていた阿蘇山やその付近は完全に雪景色。夏タイヤだということがわかるなり、「スタッドレス装着車はないのですか?」と聞いたところ、すでに出払っているとのこと。ガ〜ン。受付のお姉さん曰く、ANAのパッケージには無料でタイヤチェーンの貸し出しが付いているとのことですが、チェーンをつける手間も去ることながら、チェーンをつけて長距離を走ることなど現実的ではありません。しかも、翌日は峠越えの予定です・・・。まあ、ここでごねてもタイヤは夏のまま。一応、お姉さんが丁寧のチェーンの装着法を実演してくださったのを見て、そのまま出発となりました。毎日何度も説明していると見えて、その手際よさに感動でした。スタッドレスタイヤ、そして4WD者が普及した今では、北海道に住んでいるとチェーンなんて使うこともないですしね←高校生の時、フルタイム4WDのファミリアに4輪タイヤチェーンを巻いて札幌中心部を走るアホ丸出しの若いお兄さんを見かけたのがチェーン装着の乗用車を見た最後です。

さて、レンタカーを受け取って向かうのは阿蘇山・・・の予定でしたが、到着が1便遅れたこと、そしてこの路面状況。加えて小雨混じりの天気…で、すっかりやる気をなくし、とりあえずホテル方面に向かいます。途中、大きな道の駅を見つけトイレ休憩・・・のはずが思いのほか長居してしまいました。えっと、なんて言ったかな・・・と、今地図を調べてみると「大津」という道の駅でした。食べ物を中心に地元名産品が多数並んでおりました。そのとき目にして興味を持ったのがカラシれんこん。どんな味なんだろう・・・と思ったけど、試食もなく結局買わずじまい。買い物の好きな妻はかなり長い間広い店内をニコニコ顔で散策しておりました←妻の買い物中、暇を持て余した私。気が付いたら「くまもん」のキャラクター付きのネクタイを購入しておりました^^;

お土産に定番くまもんを購入!

再出発後もずっと曇り時々雨というあいにくの空模様。右手に見えるはずの阿蘇山は雲の中。本来ならもっと早い時間に、そして抜けるような青空のもと阿蘇山の有料道路を上っていたのにな〜と悔やんでばかりの私でした。そうこうしているうちに、ホテルの看板が見えてきました。ここで曲がればホテルなんだ・・・と思いながら時計を見ると、まだ15時過ぎ。チェックインするには早すぎるので、本来は翌朝に立ち寄るつもりだった阿蘇神社までドライブを継続しました。

阿蘇神社にて。あいにくの曇り空でしたが、のんびりと観光をすることができました。

ナビに誘導されること20分ほど。到着した阿蘇神社は入口の桜門が、「日本三大楼門」に数えられる、高さが18mの神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層楼山門式というものなんですって。へぇ〜確かに神社らしくないな・・・と思いながら、いつもの通り御朱印をお願いし、お賽銭を入れてカランカラン、パンパン〜としたらおしまい。入口近くに土産物屋さんがあったけど、お客もおらず、風情も品揃いもひかれるものがなかったので、そこでは何も買わずに来た道を再び西へと進み、ホテルに向かいました。

クリスマスらしい飾り付け。
そしておいしい料理。
妻も大喜び^^

広い駐車場には数台しか車が止まっておりません。また、チェックインの際も他のお客さんに会いませんでした。まあ、基本ゴルフ場のようなので時期的にも曜日的にも空いていたのでしょう。部屋から温泉がやや遠かったのと、いったん外に出ないと温泉にたどり着けないのがマイナスポイントでした。だけど、食事もレストランでのコースメニューでしたし、私たち夫婦しかお客さんがいない時間なので本当の出来立てをおいしくいただくことができました。ホテル代として基本代金に2500円が追加になりましたが、温泉が無料だと考えてたしても、とうてい2500円なんかでは食べられない内容の食事でした←しかも、事前に鶏肉が食べられないことを伝えていたので私の分だけ特別メニューを用意してくださっておりました。ありがとうございます。

2日目 充実の由布院観光〜この日の宿は野蒜山荘〜
朝ご飯は大広間でのバイキング。貸切だった昨夜と違って団体客と思しき年配の方々が多数いらっしゃいました。おひとり、独身なのかもしれないけど、次ぎ次にテーブルを移ってはおば様方に話しかけて、「コーヒーはいらんか?」と話しかけているおじいさんがいました。見ていて不快。事実、誰にも相手にされてなかった^^;こんな年寄にはなりたくないわ。

途中の展望台からのパノラマ写真。中央に写っているのが阿蘇山なのですが、雲も多くてはっきりわかりませんでした。残念!

チェックアウトして駐車場まで歩いてみると、かなり気温も下がっているのがわかります。もちろん、夏タイヤのままです。これから由布院までは峠越えが待っています…と、いう心配をよそに、この日ハンドルを握った妻はどんどんと峠を突き進んでいきます。途中、完全に雪道になっているところが何か所あったのだけどそれでもスピードも緩めずに^^;それどころか、てかてかの圧雪アイスバーンになった路肩の駐車場に入ろうか?なんて言い出します。そんなところに止めたら最後ですってば。

この写真を撮ったあとには、
道路が完全に雪道になっている個所もありました。

だんだんと雪が少なくなってきた頃に、空も明るくなり、お店や民家が見えてきました。いよいよ由布院に到着です。まずは車を止めるところを探しつつ、駅前をくるくる。予想以上に観光客の多いこと…後から分かったのだけど、ちょうど由布院駅に特急列車が到着したばかりだったのでした。

クリスマスイブですし、さらに観光客が多かったのかもしれません。駐車場に車を見つけた後、お土産物屋で試食&つまみ食いをしながら観光を楽しみます。途中、ガイドブックに載っていた揚げ物屋さんで芋天とおはぎを購入し食べ歩き

このあんこ、とってもおしかったです^^

激ウマ^^。その後、これまたガイドブックに載っていた洋菓子店でロールケーキをいただきました・・・こっちは、まあ、普通かな!?(笑)。お店を出入りするたびに目に入る由布岳の姿。天気も良かったため、とっても綺麗にそびえる姿を堪能できました。

ロールケーキと何かのサービス券でもらったクッキー。ロールケーキはノーマルのものが一番おいしかったです。

駅前エリアの観光が終わったのち、車で金鱗湖まで移動します。ガイドブック片手に駅の方から歩いてきている観光客も多かったけど、さすがに結構な距離だと思います。駐車場に車を止め金鱗湖畔を散策。その後、付近のお土産物屋さんを見て回っていると、入口においしそうなおはぎが見本としておいてあるお店を発見。もちろん、中に入って実食!(笑)。黄粉の素朴な甘さがお口になかで広がりました。もちろん、黄粉も単品で購入。餅好きの妻も喜んでおりました。

帰宅してから見てみる金鱗湖の
写真よりとおはぎの写真の方が
多かったです(笑)

まだ付近は明るかったけど、そろそろ歩き疲れてきたのでこの日の宿に移動です。電話番号をナビにセットして走り出すと、道路というより路地という方がふさわしい細い道に入っていきます。で、どこかの温泉の大きなタンクの横で、「目的地に到着しました!」の音声が。でも、宿なんか近くにありません。もう一度大きな道にでて付近を探しながら走っても見つからず。結局、宿に電話してナビゲートしてもらいました。宿のご主人曰く、ナビに正確な位置が登録されていないようで、頻繁に問い合わせがあるとのこと。お手数をおかけしました。

1階は荷物を置いただけで、ずっと2階にいました。1階が寒かったこともあるのだけどね

宿は写真の通り、情緒いっぱいの昔からの温泉宿!というのにふさわしいもの。せっかく由布院なのだからと、基本料金に対して追加料金の高い宿にしたけど、これが大正解!温泉は貸切湯3棟(内湯と露天付)、内湯(男女各一湯)、露天のみ(男女各一湯)といろいろな温泉があります。しかも、風呂と風呂との間が結構離れているため露天風呂から眺める景色もだいぶ違います。しかも、青白く見える不思議なお風呂があったり、同じ泉質のはずなのにいろいろと差を楽しめるものでした。

部屋もメゾネットタイプの2部屋でとっても広いです。私たちは一階を物置にして、ずっと2階にいたけど、連泊するならいろいろと気分も変えられそうです。

夕食のそのものも、手作り感いっぱいで、地元の食材をふんだんにつかったおいしい料理ばかりでした。
鶏肉がだめな私には特別メニューを用意してくれていたし、ちょうどクリスマスイブだったので、手作りのかわいらしくて、しかもおいしいロールケーキも用意されておりました。そして、忘れてはならないのが仲居さんの人柄。おそらく60代だと思う、超ベテラン。仕事も早いし、お客への話も面白くて料理がさらにおいしく食べられました。残念ながら、この方は夜だけの勤務のようで、食後に御馳走様というと、「私は夜の女なので、明日はいないよ〜」と言って握手をしてくださいました。

料理が最高でした!クリスマスなので特別に
可愛い手作りロールケーキもついてきました^^

朝の食事ももちろんおいしかったです。いわゆるご飯の友がたくさん用意されているので何杯でも食べられそうです・・・昨夜、あんなに食べたのに^^。

食後、宿を出ようとすると宿の真ん前に
ルーフにカメラを乗せたgoogleの車がとまっておりました。近いうちに、この宿がgoogleローカルに写るのではないでしょうか?もしかすると、私たちが借りたレンタカーも写るかも。もしかすると、窓から眺めていた私の姿も写るかも(笑)

どうしても名前を覚えられない、宇奈岐日女神社。巨木のきり株が圧倒的でした

宿を出て、再び由布院の町を通り抜け、宇奈岐日女神社というところにお参りに行きました。何度読んでも読み方を覚えられません。しかも人によって「うなぐひめじんじゃ、うなきひめ-、うなぎひめ-」と微妙に呼び方が違うらしいです。いつものようにここで御朱印帳をお願いしたのち、天気の良いすがすがしい朝の大分を高速道路で移動します。この日も、まずは妻が運転。このまま別府にまっすぐ行くのはもったいないので、購入したガイドブックの最後に特集が組まれていた、宇佐市にある宇佐神宮へと、高速道路経由で向かいました。ここはEXILEのUSAが自分の名前と同じということでお参りをしたことで有名になった場所でもあるらしいです。

宇佐神宮にて。結構石段を上ります。
途中にある右上の2つ並んだ石が
パワースポット?幸せになれるんだとか。
みなさんも、ぜひ探してみてください。

この日は本当に天気も良く、また、パワースポットとしても知られる場所らしく気持ちよく散策&参拝ができました。参道にもお土産物屋が何軒も並んでいたのですが、けっこうお客さんが入っておりました。私たちも、名物とのことで袋に入った飴を買ったのですが、天然の甘さだけの素朴なこの飴は、試食の時は柔らかくておいしくいただけたのですが、帰宅後に食べようとすると紙の包みと一体化して、まるで紙粘土のような状態で食べられませんでした。もったいないけど、ごめんなさいしてしまいました。

帰り道は下道を通りました。のどかな田畑が広がる景色の中のんびり走っていると、かなりの距離を走ったにも関わらず
お店が全くないことに気が付きました。ところどころに自販機はあるのですが、コンビニどころか商店もありません。地元の方は買い物のためにかなりの距離を走ることになるのでしょうかね!?住宅やビルなどが多くなったな、そう思うころには別府まであと少しというところまできていました。別府到着後は、初めての街ということもあり、無難にガイドブックに掲載されている「地獄めぐり」に出かけました。しっかりとガイドブックを読んでいなかった私は、無料の公園のような場所だとばかり思っていましたが、実際には、「別府地獄組合」に所属した地獄仲間!?のようです。公園のようになっているとばかり思っていましたが、どこも有料で←当然か?外からは全く見えない作りになっています。ちなみに、入場料は海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄、全部セットで、なんと今ならお得!2100円!!地獄が8個もセットになり2100円ですよ〜!この機会をぜひお見逃しなく←ジャパネット風(笑)。もちろん、金利手数料は一切いただきません!^^;

さて、本題。別府市内に入り、あちこちから湯煙があがり、いかにもという温泉の匂いで包まれるなか、ナビに従って感覚的には随分と坂を上ったところで、最初の『地獄』を発見しました。最初に入ったのは間欠泉で有名な『龍巻地獄』。ここで通しのチケットを購入したのですが、受付の親切なおばちゃんが、吹き出すまでしばらくかかるから先に隣の『血の池地獄』に行くように勧めてくださいました。

地獄めぐり中は、基本温泉を見るだけなのですが、中には足湯ができるところもありました・・・が、熱いのなんのって!!まさに地獄!!

まあ、そんな感じで、地図を見つつ、受付の方の勧めるルートですべてを見て回りました。けど、もし数年以内にまた別府を訪れることがあってもたぶん行くことはないだろう…と、思ったのもまた事実。観光客が比較的多くいた『龍巻地獄』、『かまど地獄』などは温泉らしい珍しさもありました。だけど、どこもお土産物屋さんを通り抜けてやっと目的の場所にたどり着く感じだし、売っているものも当然似たようなものばかり。それに閑散としていた某地獄は、なぜ、この場所にこんな動物が?という気にさえなってしまいました。後日、お土産物を届けながら実家の父と話をすると、30年前に一度だけ行った別府だけど、私と同じ感想を持って帰ってきたこと、今覚えているのは間欠泉が吹き出していたことくらいとのことでした。まあ、それくらいしか別府で観光にいくいく場所もなく、途中ガイドブックに載っていた大き目なお土産物屋さんで買い物をした後、早めにホテルにチェックインしました。ちなみに、このお土産物屋さんで買ったものが後で問題になることに…笑。

洋食コースメニュー、和食懐石ときて、最後の晩は温泉ホテルらしいバイキング食べ放題。ですが、ここは一般的なバイキングと違い、時間帯による入れ替え制。後半の時間を選んだのですが、料理がすべて綺麗にそろっておりました。握りたての寿司も刺身も豊富にかつ綺麗に用意されていて見ているだけで嬉しくなってしまいました。

バイキング料理の数々。実際にはほとんど寿司しか食べなかった私ですがね^^;

妻は蟹を大量に食べておりました。もう食べられないようなことを言い出した頃に、焼き立てのピザのサービスを発見したらしく、ちゃっかりオーダーしております。素朴な味ではありましたが、頼んでから石窯で焼くピザを出来立てアツアツで食べるのですから美味しいこと言うまでもありません。ちなみに私は刺身、寿司を中心に食べたのですが、関サバやフグもあったのですが、特別のうまさを感じることができませんでした。また、バイキング第二部が始まった直後には寿司コーナーの前に寿司屋のようなネタケースがあり、そこには多数のネタが入っていたのですが、それらは握られることもなくすぐに片づけられてしまう場面を目撃してしまいました。

食事も工夫されていたのですが、一番の目的の温泉でも面白い経験をしました。屋上にある露天風呂のことなのですが、チェックインの時に「露天風呂には簡単な洗い場が併設されております」と説明があったのですが、なんと洗い場まで露天。ホテルの屋上、それも目の前が海。しかも12月末です。言わなくてもわかりますよね?湯船に入る前に体を洗おうと思ったのですが、寒いのなんのって。そしていざ湯船に入ると温度差のため熱いを通り越して体がいたいくらいです。

もちろん、露天に入ったのはその時一回限りで次からは普通に内風呂に入りました。まあ、この内風呂が遠くてたどり着くまでが非常に時間がかかったのはご愛嬌です。

2日目 空港でのハプニング
翌朝のバイキングはまあ普通。いかにもっていう感じの年輩のツアー客であふれかえっていたので話声が気になったのと、次々にご婦人たちに声をかけては嫌われているうるさいポマードおやじの態度が不快だったことだけが記憶に残っております。

チェックアウトを済ませ、早めに空港に向かいます。あまり気にしていなかったのですが、空港までの道というのは、宇佐神宮から別府に移動したときに通った道でした。やはり、ナビに頼るようになってから地図上での位置感覚がないままに旅行をするようになってしまったと反省しております。しかも、今回は出発と到着の空港が違い、レンタカーの営業所も別。まったくもってナビの誘導に従うばかりでした。

迷うことなく到着したレンタカー会社はとっても混雑していました。まあ、ホテルをチェックアウトして空港に向かうことを考えるとこの時間帯が一番混むのも納得です。特段の追加料金もなく、すぐに空港に移動。で、プレミアムチェックインカウンターがないので、通常の手荷物レーンに並んで検査を受けると声をかけられてしまいました。

温泉の素が入っていませんか?」と。何もためらわず、「たくさん入っています!」と答えた私。すると係りの方が「液体の奴は預けることができないんです。機内にも持ち込めません・・・」と言ってきました。確かに、そう言われてからスーツケースを開けて商品を見てみると飛行機に載せられないと書いてありました^^;。で、「送っていただくことになるんですが・・・」と済まなさそうに言われたのですが、チェックインカウンターのお姉さんが話を聞いていたようで、「このままならだめですが、量を減らすために空の別のペットボトルに半分入れると大丈夫です!」と言ってくれました。係りのおじさんたちも、「JALは量に関係なくだめだけど、ANAは大丈夫だったか!?」などと議論しておりました。結果的に、いただいた空のペットボトルに分散して入れることで預け入れることができました。早めに空港に着いたので、他のお客さんもおらず、カウンターのお姉さんも余裕があったからこんな親切な対応をしてくれたのでしょうね。でも、空の容器がすぐに出てくるっていうことは、おそらく、よくあるケースなんだと思います。個人的には硫黄分なので制限がかかるのは仕方ないと納得できました。が、2つに分けてスーツケースに入れたけれど、結果的に2本を並べて入れているわけだし、封を開けてしまったためかえって液漏れの心配があるのでは!?なんて思ってしまいましたが。まあ、ルールには言われるまま従います。

ラウンジもない空港だったので、こんな話を妻としながら帰りの便を待ったのでした。

追記:このいわくつきの温泉の素がとっても体が温まる製品だったので、帰宅後、消費税値上げ前にと大量に通信販売で購入しました。購入後、増税に加えて、本体価格も改訂になったのでいいタイミングで購入できたと思っております。しかも、一回の使用量がペットボトルのキャップ1杯分なので、非常に経済的な商品です。おすすめです!特定の商品の宣伝になるので商品名は書きませんが、知りたい方はメールをください。個人的に教えてあげますので^^


 

 

 

TOPページに戻る 

 

inserted by FC2 system