韓国旅行記２０１７
　2017/3/30〜2017/4/1

はじめに&プランニング
４４回目の海外旅行。そして９回目の韓国、ソウル。とうとうあと一回で10回ですね。今回もまたマイル特典でのただ旅行。B級グルメを食べたいな〜と思ったらふらりと旅する場所、私にとってソウルはそんな街ですね。今回の目玉？は初めて利用するアシアナ航空。そして仁川から千歳までの直行便。旅程的にはマイレージ特典だからこそできるルートです。また、ホテルも過去2回続いたプリンスホテルから、道路を挟んだ明洞側にあるロジワールホテルに変更してみました。

航空機＜往路編＞
実はこの日はびっくりするくらいの悪天候。家を出てから千歳までの2時間半の道、ずっと緊張のドライブでした。春先のべたべたの雪がこれでもかっ！ってくらいどんどんと降ってきます。空港までの道すがらあちこちで交通事故が起きていたり路肩に車が落ちていたり。しかも「たった今落ちました！」のようなレッカー待ちの車ばかりです。今回は天候を考えてスカイラインではなくジュークで出発しました。もちろん、駆動の切り替えは４WDに固定。だけどザクザクの大雪でFFベース４WDのジュークですら直進もままなりません。ダメもとでFFに切り替えると直進性はあがるけど、今度は雪の抵抗が多すぎてスリップしまくりです。なんとか千歳の街明かりが見えるところまで来ると、さすが市内中心部。綺麗に除雪されておりました。

左。ようやく千歳市内につきました〜。右。空港についてみるとほとんどの便が欠航か天候調査になっていました〜(-_-;)

飛行機の遅れが心配だったので早めに空港に行ったのですが、そこで待ち構えていたのが「遅延」「欠航」ばかりの電光掲示板。羽田行きもことごとく遅延や天候判断になっています。そのため早々にチェックインをして出発カウンターの前にいたのですが、出発の予定がどんどんと遅くなり、しまいには「本日、これ以降の便は全便欠航です」という悲しいお知らせが。この放送の後、あふれんばかりの人がゲートを逆流しカウンターに並び始めました。
さあ、どうしましょう。翌朝、朝早い羽田発の便に乗るには夜のうちに東京に行かねばなりません。ですが、このありさま・・・今回の旅行はあきらめるしかないな・・・ホテル代も満額キャンセル料を払わないといけないな・・・とがっかりとしていると、「この後羽田行きの☆％♯〜は出発できる◇▽＠〜」という内容の放送が聞こえた気がしました。そこでとりあえずカウンターに行こうと思っても、どのカウンターも長蛇の列。一応SFCなので優先カウンターに行こうにも、そこも行列。ならばと国際線乗り継ぎ次カウンターに行っても「忙しいから後にして」というそっけない対応。もうがっかり。数分後に再び国際線カウンターにいって、とりあえず近くにいた、どうみても荷物カウンターからはみ出してそこにいるだけって感じのお姉さんに事情を話すと、「羽田行きは一便だけ出発できる予定。ただしすでに空席待ちになっているのでダメ元で並んでみてください」とのこと。
再び搭乗口に行くと、これまでずっと駐機していた７７７が移動し始めます。やっぱり駄目だったのかな？と思いながら外を眺めていると、なんと！就航が始まったばかりのいスターウォーズカラーの特別機がやってくるではないですか！！しかも、空席待ちをしていた座席もしっかりとゲットできました！！ひょんなことから乗ることになったC-3PO ANA JET。とはいえすでに22時過ぎ。離陸後にすぐにうとうとし、気が付いたら羽田に着陸していました。
ですがここからが問題。すでに終電まで15分ほどしかありません。これを逃すとタクシーでホテルまで移動しなければなりません。0時を過ぎすでにヘロヘロな状態でしたが、預けたスーツケースが出てきたらすぐにゲットして京急乗り場までダッシュ！しかも、あと５分しかありません！そんなときにホテルから電話が入ります。「本日はご利用なさいますか？」。そりゃそうだ。こんな時間まで連絡しなかったからキャンセルだと勘違いされてしまうところだった・・・という電話の対応をしながらダッシュ。京急の電車に乗って1分後には出発！！超ギリギリでした←実は、ANA機を降りた際に、地上での交通費にと全員に5000円が配られておりました。ANAが悪いわけではないのに、全便が欠航になり打撃を受けているにもかかわらず全員に配布する太っ腹な姿勢にあたまが下がりました。この便の乗客数を考えると200万円以上になりますからね。

まったく動いてはくれない７７７。この光景を1時間以上眺め続け、最終的には「全便欠航！」。千歳の雪での欠航ってよくニュースになっているけど、自分が乗る便が関係したのはこれが初めてでした。まあ、二度と経験したいものではないけど、いい思いです。

ANAのラウンジでいつものカレーと助六。そしてその直後に食べた機内食。実は、ラウンジの前に東横インでも朝食を食べたのだけど＾＾；

翌朝、ほとんど寝ていないため食欲はないもののルーティンでANAのラウンジで朝食をつまみました。その直後に出された機内食もそれなりに食べたのだけどね。初めてソウルに行ったときはKIX-ICNだったのだけど、機内食もなくドリンクサービスのみでした。その後、サンドイッチだけの軽食が提供されるようになり、ついにはこのようなしっかりとした食事になったのだけど飛行時間が短いのでCAさんもお客さんもどちらも慌ただしい感じを受けますね。

航空機＜復路編＞

アシアナのエコノミー席の様子。そして機内食。ボックスミールではあるけれど中を開けると普通のエコノミー食ですね。

帰りは初めて利用するアシアナ航空便です。ICN−CTSの直行だからANAの羽田経由よりずっと時間を短縮できました。現在、CTS-ICNはたしか６社が運航しています。それでも採算が取れるのですから驚きです。機内サービスや機内食に特に印象は残っていないけど、最新作の映画「SING」を楽しむことができたのがよかったです。機内食を食べている最中も映画を見続けるくらいいの気合で見ないと最後まで見ることができませんが。


ホテル
独身の頃は正直寝られればどこでもよく、激安のゲストハウスばかり利用しておりましたが、結婚後の過去2回はプリンスホテルを利用しました。小綺麗だしね。今回は初めて利用するロワジールホテルソウル明洞に泊まってみました。新しいホテルではあるけれど、複合ビルのミリオネの上層階を改装してホテルにしたもの。明洞駅直結ではあるけれど、エレベーターでつながっているわけでもなく、地下鉄を降りてからの動線は結構きついものがありました。ですが、明洞エリアでの買い物となるとプリンスホテルよりも相当楽な気がします。大通りを渡る必要もないですし、より繁華街に近い西側にあるますしね。安価ならば定宿にしてもいいかな？

	ミリオネの上層階がそのままホテル。ホテル前は右の写真の通り。 明洞の夜景を楽しめるかな？と思ったけどただビルの屋上が見える だけで、夜景を楽しむには適してはいないようです。

買い物＆食事
春真っ盛りのソウル。桜も綺麗に咲いておりました。いつも思うことなのだけど、明洞のあちこちでイチゴを売っているのが印象的でした。時期的なものなのか、とにかく売っているお店の数や扱っている量がすごいのです。おでんの屋台でもなぜかパックに入ったイチゴを売っていたりと、どこにいってもイチゴだらけ。とはいえ、これまでのソウル旅行で一度もイチゴを食べたことはありません（笑）

		左。ロッテの名全店にて。中国人が多かったです 右。南大門市場にあるいつも垢すりを買うお店の前で。
桜も綺麗だったけど、それ以上にどこにいっても山積みになっているイチゴの鮮やかさに目が行ってしまいました。
		南大門のお店で撮った写真の数々。色鮮やかだね。

食事はいつも利用する定食屋さんに何度も行きました。安い、おいしい、そして日本語メニューがある！しかも24時間営業と非の打ちどころのないお店です。また、屋台の食べ歩きも最近飽きてきたので韓国企業のロッテリアではなく、あえてMacDonaldを利用したのだけど、韓国らしくプルコギバーガーがあったりして日本との違いを感じ取ることができました・・・味の違いは感じ取ることはできませんが＾＾；

定食屋さんのプルコギ定食、ビビンバ、キンパブ、そして韓国式の餃子。どれも安価でおいしい！しかもボリュームたっぷり！
MacDonaldは日本と基本的に同じシステムで、ふつうに頼めばセットメニューになるようです。
食べ歩き中にとった写真（食べた証拠？）をいくつか。おでんはシンプルな練り物なんだけど、このスープがとっても美味しいのですわ。

前にもいったことのある牛里って名前の焼肉屋さんにも行ってきました。おかずもたくさん出てくるし、店員さんも日本語が堪能。値段もリーズナブルなんで安心して利用することができます。ネット上にクーポンもあるのでさらにお得に食べることができる、おすすめのお店です！

単品ではなくセットメニューを2人分注文。肉も４種類あるのでこれだけで十分だと思います。

南大門市場からロッテデパートに移動する最中にとにかく、まあ警察の多いこと、多いこと。警察官だけではなく、なんたって警察バスの多さにびっくりでした。どうやら市庁前で大統領を擁護する団体のデモ行進のようなものが予定されていたようで、そのために反対派との衝突を警戒して多くの警察官、そして警察バスが投入されていたようです。ホテルに戻ってからネットで調べると、事前にデモ行進の予定と交通規制も発表されていたようで、そんなことなら物騒なこの道を通るのではなく南大門から東に直進して途中で北上しながらロッテに移動すればよかったです。

南大門は綺麗に修復というか新築がされております。でも、以前のような味のある歴史の重さは感じることができません。

下のパノラマが市庁前の警察バスぐるっと一周包囲中の様子。あえて写していないこの左側に大統領万歳！！の集団がテントなどをたてて集会の準備をしておりました。

仁川
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