２日目
ぐっすり眠れなかった理由の１つである異様な部屋の暑さ。エアコンの故障が原因ではなく、ベッドに理由がありました。シーツこそちゃんと敷いているのですが、シーツとベッドのマットの間に、ビニールシートが敷いてあるんです。まあ、汚れ防止なのでしょうが、これでは汗を吸い取らず気持ち悪いだけ。パジャマも汗でべっちょりです。
それでも、少しでも疲れをとろうと、タイ時間で８時まではベッドでごろごろしました。まあ、街をさまよう以外これといって用事のない一日ですので、好きなだけ寝ていてもいいのですが、ね。
シャワーを浴び、着替えを済ませ宿を出たのが９時過ぎ。とりあえず中心部のチットロム駅まで移動です。ここにくればデパートやショッピングセンター、屋台群など何でもありますからね。
ＢＴＳを降りたのは９：４５。伊勢丹など付近のお店の開店までまだ１５分あります。そこで、今回は少し北上し、これまで一度も訪れたことのなかったプラトゥーナム市場まで足を運んでみました。徒歩で１５分くらいでしょうか。日曜日ということもあり、若い女性がおしゃれをして街を歩いているのが印象的でした。
ようやくたどり着いたプラトゥーナム市場ですが（←暑いだけではなく、横断歩道が無いから車道を横切る必要もあったりかなり大変）、市場内部の無数のお店、市場前の歩道を占拠している土産物屋と、その全てがアジアを感じさせるもの。人々の生きる活力というか、なんていうか、とにかくパワーを感じる空間です。この雰囲気を味わいたく、アジア中心に旅行しているのかもしれません（*^_^*）
お土産品や自分用のネクタイなどを購入しても、時間はまだ１１時すぎ。さすがに歩きつかれたため、とりあえず向かいにあるショッピングセンターに入り、古式マッサージをうけました。１時間で１５０Ｂ。で、チップが５０Ｂ。最初から最後まで「身体が硬い」と言われ続けた私ですが、古式マッサージの痛気持ち良い不思議な感覚は大好きだったりします。２００Ｂだとしても６００円ほどですからね。
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フードコート、そして食べたシーフード炒飯。１００円ちょっと食べられるのが良いよね＾＾
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マッサージ後、ショッピングセンターにあったフードコートで食事をとりました。４０Ｂという価格相応のチャーハンでしたが、見よう見まねで前に並んでいた女性と同じく、出来上がったものに小瓶に入っていた白い粉を大さじでたっぷりかけました。食べてみると・・・はい、味の素でした。そういえばタイ人って味の素が大好きだったっけ。なんともいえない独特の旨味？を感じつつ（←本心では失敗したと思いつつ・・・笑）、何とか完食。
市場での買い物、そして古式マッサージという当初の予定をこなした後は、宿に戻ってお昼寝です。何度も訪れている街ですし、そもそも、一番暑い午後の東南アジアを無駄に歩き回るのは身体にとって非常に酷。旅行を充実させるためにも、十分な休息は欠かせない、これが最近の私の旅の基本スタイルです。
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休憩前に飲んだ、コカコーラゼロ。もちろんタイ語です。 |
昼寝から目覚めた午後４時。シャワーを浴びた後、再び行動開始。次の目的地は初めて足を運ぶ、ルンビニー公園とその横のナイトバザールです。特別な目的があったわけではないけど、タイらしい空間に足を運び、タイ人の生活を垣間見たいな、そう思ったのでした。夕暮れ時、公園を走る多数のランナー。そして沼のほとりで語り合うカップルたち。幹線道路の恒常的な渋滞をよそに、時間がゆっくりと流れているように感じた午後のひと時でした。
結局、１時間ほど散策しただけで食事すらとらなかった私です。まあ、寝起きなので腹が空いていなかったのも事実ですが。帰りは一駅手前で降り、街の様子を見ながら宿に向いました。すっかり暗くなった７時過ぎのバンコク。食事時ということもあり、屋台や食堂からは実に良い香りが漂ってきます。それほどお腹が空いていないと思っていたけど、急に「塩っ辛いものが食べたい〜」と思うようになりました。汗を大量にかいたからででしょうか。しょっぱいもの、たとえば味噌汁や漬物のようなものが食べたくなったんです・・・と、言うわけで、いつもより早く、出国の翌日には和食に手を出してしまった私です。しかも、ラーメンとカレーライスという２品も注文し、完食。その後オレンジジュースにコーラまで飲んでしまいました。まあ、ラーメンの量が少なかったこともあるけど、こんなに食べたのはずいぶん久しぶりでした。
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こんなに食べても、日本円で２００円ほど。 |
こうしてこの日の予定は全て終了。部屋に戻ってこの日３回目のシャワーを浴びて早めに消灯しました。
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