インド・タイ旅行記 2009年
2009.7.18〜2009.7.24

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1日目
 前日は職場の飲み会。2次会が終わるまでの間ずっとソフトを飲み続けたため、朝起きたらお腹の調子、最悪。基本的にお腹の弱い私。飲み会後はいつもこんな感じです^^;

 それでも、冷蔵庫内の片付けや洗濯を済まし、予定通り10時半には自宅を出発しました。ただ、千歳までの距離がほぼ100キロもあるため、今までにように気軽に旅行とはならないことを改めて実感しました。夏は良いけど、冬や、あるいは始発便に乗るときは・・・厳しいですよね。

 いつも利用する駐車場にはほぼ予定通り到着し、すぐに送ってもらいました。空港到着12:50。定刻の1時間前。連休初日で結構混みあっていた空港ですが、国際線乗り継ぎカウンターはだれも並んでおらずすぐにチェックイン完了です。ラッキー!

 今回の旅最初の機材はCRJ。もちろん沖止め&バス移動です。何度も乗っている機材のため目新しいことは何も無いのですが、やはりバスで移動する際、機体が見えてくるにつれ、「え?こんなに小さな飛行機で成田までいけるの?」という他の乗客の驚く声が毎回聞けるのが唯一の楽しみですか、ね(笑)

 飛行中はずっと雲の中、雲の上だったため、これといって楽しみのなかった機内ですが、雲の多さの割には揺れの少ないフライトでした。成田へはほぼ定刻に到着。北側からの着陸のため、その後の地上移動の時間も短縮でき、珍しくスムーズにターミナルに移動できました。ただ、今回は乗り継ぎに3時間も時間があります。ANA国内線利用者専用の出国ゲートを使うと、あっという間に出国が完了し時間をもてあましてしまいます。そのため、今回は意図的に国際線出発フロアに移動し、有り余る時間を「これから海外に行くんだ!」という気持ちを高ぶらせるのに利用しました。やはり、あの大きな電光掲示板を見つつ、列に並んでから制限エリア内に移動すると、日常から非日常という別の世界に移動できるように思えるんです。だいぶ旅行回数が増えたとはいえ、まだまだ私にとっては海外は特別なもの。パスポートのスタンプが増えると嬉しいし。窓の外に多数並ぶ飛行機を見るとわくわくしてしまいます。

 なんていう旅行記をここまで書いたら搭乗時刻となりました。エコノミーに関してはかなり早い段階から空席待ちとなっていた便です。ずらっと並ぶ乗客を尻目に、まだのんびりとPCに向かっている私です。あ、そろそろかな。では!←PCで日本語を入力しているにも関わらず、空港公団が外国人を対象に実施しているアンケートに協力して欲しいと、英語で声をかけられてしまいました。成田では頻繁に英語で話しかけられる私です^^;

 搭乗し、すぐに失敗に気づいた私です。狭いエコノミーの機材で少しでも快適に過ごそうと思い、足元の広い非常口席を予約していたのですが、選んだのは通路側。非常口席には座席前ポケットがないため、壁側に3席分のグッズがまとまって入っていますが、当然通路側からは手が届きません。また、いつも国際線に乗る際には身の回り品をA4サイズの収納袋に入れ手元に置いておくのですが、それを置く場所がありません。B767やB747なら自分が座った場合、ちょうど座席の横にぴったりと収まるのですが、B777の座席ではそれが不可能。横10列の国内線仕様機ならそれも納得ですが、本来一番横方向に余裕があるといわれる横9列仕様のB777で、です。もしかして、改修の際に横幅の狭いシートになったのでしょうか?結局、収納袋は飛行中ずっと膝の上にのせたままになってしまいました。

メニュー LUNCH / DINNER COURSE

メインディッシュ 若鶏のスタミナビビンバ 
デリカシー キムチ 
コーヒー または 紅茶  

 機内食は大嫌いなチキンたっぷりのビビンバをチョイス。まあ、あまり好きではない冷やしジャージャー麺との選択だったので、チキンを全て取り除いてビビンバを食べることにしました。おいしかったです。付け合せのキムチやカクテキも日本人の口に合う程よい辛さでおいしかった←温泉卵を割るのに苦労しました。だって、席が狭くて自由が利かないんですもの。

 不満足なシート、満足な食事ときて、次は映画の感想を。これも不満足でした。2本見て、2本とも。特に、期待しながらみたジュリア・ロバーツ主演のデュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜がいただけなかった〜。スパイ役の彼女がだまし、だまされ結末を迎えるのですが、しっかり見ていたつもりだけど、なんだかよく分からないエンディングだったんです。え?結果としてどうなったの!?という疑問だけが残った映画でした。もう1本見たウィッチマウンテン/地図から消された山は完全に子供向けの娯楽映画で、これまたチョイスミス。

 2本の映画を見終えたら時間は既に22時。日本時間で24時です。飛行機がカンボジア上空までやってきたその頃、急に睡魔に襲われました。前夜は飲み会。今日も自宅から空港までは峠を越える100キロの道のり。そして既に合計で7時間以上も飛行機に乗っている・・・疲れて当然ですよね。バンコクについた頃には半分意識が朦朧としていました。

 居眠り状態で入国審査←バンコクにしては珍しく並んだ時間僅か数分ででした、税関と進み、疲れもあるし、タクシーで宿に向おうかな?と思いました。が、ぼったくりで嫌な思いばかりするバンコクのタクシーにはできるなら乗りたくはありません。1時間に1本しか走っていないエアポートエキスプレス(←日本の空港アクセスリムジンバスのようなもの)の乗り場にいってみると、ちょうど自分の乗りたいAE3のバスがやってきました。ラッキーです。とはいえ、バス代は150バーツ。タクシーの半額だし、ぼったくりに遭う心配こそないのですが、物価の安いバンコクでは必ずしも経済的な乗り物ではありません←貧乏人の私はいつも35Bしかかからない路線バスです。さすがに今回は時間的に諦めました。

 時間的なものか、空港から乗ったのは日本人と思われる4人のみ。それに、車掌?のオカマさん。身体は女性だけど、声と顔は男の子^^;。で、なぜかそのオカマさんについてきたタイ人の男。こいつがうるさく、しかも最低。オカマさんが嫌がっているのに彼女?の身体を触ったり、無理やりキスをしようとしたり。オカマさんが逃げたら、今度は運転中のドライバーの身体を触りまくり。日本なら即通報で逮捕だろうな〜。
 路線バスとは違い頻繁に止まることもなく、高速道路経由で最初の停留所(伊勢丹の真向かい)に止まったのは、発車の30分後の12:15頃。この調子で私が降りたいプロンポン駅までもすぐかな?と思ったら、なぜかそこからは
路線バスのように全ての停留所で止まります。どんどんと人が乗り込んでくるのですが、なぜか誰一人お金を払いません。空港に向う職員の通勤バスなのでしょうか?と、疑問がわいた頃、プロンポン駅に到着。となりに座っていたタイ人女性が親切に英語で教えてくださいました。これまではタイでは嫌な思いの方が圧倒的に多かったので、到着早々から親切にされると嬉しさも倍増です。

 降車後、迷いながら宿に着くまで10分ほど。片言の私のタイ語が通じたようで、通りすがりの人に誘導されながら無事にたどり着きました。が、ここで大きな問題が発生。宿の入り口の鍵がかかっているんです。ノックしても誰も出てきません。しばらく待ってもダメ・・・途方にくれるオイラ・・・。そんな時、隣のわいせつなマッサージ屋さんのオバちゃんが私に気がついてくれ、電話で宿の中にいた従業員を呼び出してくれました。寝ていたのでしょうか?まあ、時間的に既に1時だし、無理もありません・・・が、私にとっては迷惑な話です。

雑居ビルに個室を多数作ったゲストハウス。窓もありません。
部屋の広さは、これにシャワー、便器のみ。

日本の消防法では絶対に認可されない造りですよね^^;

 遅いから支払いは後でも良いよ・・・と、言われ、すぐに部屋に入り、シャワーを浴びもせずベッドにぶっ倒れるようにして入りました。日本時間で3時。これまでの経過を考えると、疲れていても仕方ありません。とはいえ、部屋の妙な暑さと疲れすぎという状況、加えて廊下や階段を歩く人の音が響き渡るということもあり、結局眠りについたのは3時過ぎ。で、起きたのは5時^^; 


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