プランニング
とうとう４０回目の海外旅行。そして３回目のハワイ、オアフ島。またしても同じ書き出しの旅行記（笑）。いや、こうしないと自分でもわからなくなるんです。1回目のハワイはウェディング写真の撮影、2回目は憧れだったハワイ島の火山と目的がある旅行でした。が、今回のハワイは正直、元バックパッカーの私にはまるで目的のない旅行でした。まあ、買い物好き＆ビーチリゾート好きの妻にとっては、ハワイは最高の旅行先。ただ、過去2回の訪問時よりかなり円安になっており、感覚的には物価が５０％ほどもアップしたような状態ですが、それでも「ハワイに行きたい！」と妻が申すので、東南アジア、南アジアに行きたい私の希望なんて優先されずはずもなく、またしても正月明けのハワイとなりました。

この時期にハワイに行くとなったら、「航空券＋ホテル」を自己手配するよりも、圧倒的に安くなるのがいわゆるフリープラン。ANAの上級会員で、かつANAの株主の私は迷うことなくＡＮＡハローツアーを利用することにしました。いや、迷うことは迷ったんです。それはホテル。私は寝るだけだし、もうすぐ取り壊しになるから最後の記念にと格安のシェラトンプリンセス「で」、いや、「が」良かったのですが、妻は「シェラトン・ワイキキ！」の一択。それで妻の希望を聞いていると、いいパンフレットを発見。その中で利用したのが「シェラトンホテルズに泊まるハワイ６日間(部屋指定なし)」というツアーでした。

長々説明するよりわかりやすいのでパンフレットをスキャンしました。ANAハローツアーの利点は無料でレアレアトロリーに乗れること、そして無料の日帰りツアーが充実していることです。これまでは別の旅行会社と合同で運航していたANAハローツアーですが、いつの間にかHISのレアレアとの共同運行になっていました。レアレアは無料でWiFiも使えるのでさらに便利になった感じがします。もちろん、JCB会員なのでピンクラインも乗ることができますが、数多いるJCB会員が無料で乗ろうとするものだから、ピンクラインは常に満席、いや、乗り切れないで次のバスを待つ人が多数出ている有様です。

同じ便にはこんな方も乗っていました。行先が書かれた案内表示を 映した写真の隅をアップにしたらこのお方も写っておりました。 他にはダレノガレ明美さんも同じ便でした。 しかも、ハワイでの入国審査の長い行列で、船越、ダレノガレ、そして 私の順番での列が１時間近く続きました。

肝心な費用の方は、以下の表の通り。

たまっていたマイルを８万円分のスカイコインに交換し、支払いに充当。なので、実際に払ったのは３４万円。ホテルのランクを上げたこと、ミールクーポンを付けたことを考えてても、やはり、年末出発比べると、正月明けのハワイは格安、いや激安ですね。

ツアー自体はホテルも含めすぐに手配完了したのですが、問題が往路の国内線。当初は20時くらいに羽田に着く便を希望していました。そうすると千歳での前泊も必要ないし、羽田のラウンジで軽く食事をしてシャワーをしたらちょうどいい時間になります…が、時期的に国内線が全く確保できません。ツアー用の安い運賃だけではなく、国内線の通常料金ですらUターンラッシュと重なり取れない状況です。かろうじて始発便が開いていたので、とりあえずそれを押さえてもらい、だめもとで19時以降の便をキャンセル待ちしたけどとれるはずもなく。そうこうしているうちに始発便すら、通常料金でも空席待ちになってしまいました。結局は、念のために始発便を抑えたのが大正解。ANAハローツアーの受付の方も「そんなに早い時間の便ですか？」と最初は驚いていたけど、取れなくだろうという予想ができたので、大正解でした。

帰りの便は天候調査対象でした

ホテル

ホテルのプールサイドからの夕陽。世界中からの観光客が沈みゆく太陽を眺め見とれておりました

大型ホテルなのでてっきりフロントやエレベーターなどが多数あるのかと思いきや、フロントは中央に1か所。

ぐるっと一周並んだ多数のエレベーター。真ん中の休憩するのもためらわれるほどの包まれ感です

しかも、混んでいた様子を滞在中に一度も見かけませんでした。また、エレベーターは多数あるのだけどエレベーターから部屋までは結構離れておりましたが。ホテルの形はパンフレットの写真でも、写真のように一か所に集中しており、なんとも機能的な作りとなっています。まあ、その分、有名見える、一応のパーシャルオーシャンビューとなっています。な扇形。部屋指定なしのプランなので山側が当たったけど、この扇形が幸いしてラナイに出れば海が

		ホテルの写真の数々。２つあった砂のアートは 手直しの様子も観光の１つ言えるほどでした。

ホテルの１階にもコンビニを含めそれなりの数のお店が入っておりますが、ホテルを出て道路を渡ればそこはもうロイヤルハワイアンセンターです。

プールからの眺め。左はピンクパレスを背にして。右、海とつながっているかに見える様子

便利この上ない立地です。そんな便利なホテルではありますが、意外なまでにプールエリア、ビーチエリアが狭く、しかも常に混んでおり場所を確保できません。様子を観察するに、みな朝一番で場所取りを済ませている様子。マナー違反といえばそれまでですが、まあ、ホテルの収容人数とプール関係の施設の規模が違いすぎるのが問題かも。同じくプールが小さい同じシェラトンのカイウラニや、ツインタワーで有名なハイアットは、目の前がワイキキビーチのために、プールを利用する人なんてほとんどおらず空いているのと対照的です。

またしても夕陽。上の右側のプールと同じ場所です。シンガポールのベイサンズのように、プールが浮いているような状態です。

食事

まずは往路の機内食。セカンドの軽食の包みはハワイアンだけど、中身は純然たるジャパニーズ。しかもセブンイレブンの商品＾＾；
	ホテルの朝ビュッフェ。オムレツはおいしかったけど、それ以外は微妙かな。 これまで泊まったアメリカのホテルの中では水準以上ではあるけれど。
		帰りの機内食、セカンドサーブもしっかりした 内容のものでした。

食事は、今回もフードコートを何度も利用しました。我が家の定番になったコリアンBBQのお店、パンダエキスプレスといったチェーン店。そしてシナボンのシナモンロール。今回は朝の食事なしのプランだったけど追加で２回分を予約しておきましたが、まあ、よくあるハワイの朝食。オムレツの具材を自分で選び取った後で作ってもらうのは面白いな、そう思ったけど、全体的には品数も多いわけではなく、アジアのリゾートホテルとは違うなと思ってしまいます。まあ、根本的な文化の差なんだけどね。

		到着後、真っ先に向かったアラモアナでの シナボン。今回はホテルにお持ち帰り。
	これが予想以上に良かったサービスの アフタヌーンティーセット。見た目も可愛いし 味もいいし、ボリュームも結構あります。
またしても通ったパンダエキスプレス。そしてサービスのフォーチューンクッキー。右はコリアンBBQのお店のセットメニュー。肉の量が＾＾；

フードコート以外で食べた中でよかったのが、ツアーについていたホテルのラムファイヤーというバーの、「アフターヌーンティーセット」。写真の通り、食事としても十分な量だし、見ていても楽しいとっても充実した内容でした。これを食べていると、日本人の親子が、これはなんというメニューですか？と興味をもったようで尋ねてきたほどです。

それ以外の食事は、今回はどちたもハローツアーでサービスの無料日帰りツアーの最中に食べたのがおいしかったです。まず、前回も利用したカイルアまでのツアーで食べた、ブーツアンドキモズのパンケーキ。お客さんも現地の人が圧倒的に多く、ワイキキ近辺の観光客だらけのお店とは違うな〜と自己満足。実際、おいしいし。そして、別の日に利用したハレイワなどのノースまでいくツアーでは、「希望者はシュリンプ屋台にお連れします」と書いてあったので、当然のように連れて行ってもらうと・・・なんとも偶然。初めてハワイを訪れた、ウェディング写真を撮った旅行の際に行ったお店。なので、自分の中のスタンダードがここのお店の味。FUMI’ｓというお店だけど、時間の関係か、前に行った時のような混み方ではなく落ち着いて食べることができました。

食事ではないけど、何度も試食をさせてもらった各有名クッキー店のチョコレートクッキー。チョコ好き、クッキー好きの私にはまさに天国。１枚の単価が１ドルほどなので、小さく割られているとはいえ、試食の食べた分でも結構な金額だと思います。まあ、その分が商品の代金にも反映されているのだろうけど。もちろん、試食だけではなく購入もしましたよ＾＾；

観光&ショッピング

	これまた何度もいった大型スーパーの写真より、正月文化が説明されておりました。 左はアラモアナエリアに行くときに必ず通るヨットハーバー。ここの夕陽もきれいなんです。 以前、このヨットハーバーの横になるビーチで私たちはウェディング写真を撮影しました。

今回はワイケレのアウトレット送迎以外の有料オプションなどは利用しませんでした。これまでオアフ島一周ツアー、ハワイ島火山ツアー、そしてパールハーバーでのアリゾナ記念館＆戦艦ミズーリ・ツアーを利用しました。円高だったので、自己手配より圧倒的に格安だったのもその理由です。

	カイルアにて。まずはブーツ＆キモズのパンケーキとワッフルの写真。前回もまったく 同じ組み合わせで頼んだのだけど、何回も食べたくなるほどの魅力ある味ですよ〜。
		カイルアのローカルスーパー。野菜やチーズ の売り方を見るとアメリカだな、そう思います。 たばこの価格を見てもアメリカだな〜と。 たくわんや豆腐などを見ると、日本からの 移民や、その子孫が多い独特な文化をもつ 島なんだな〜とも思ってしまいます。複雑。

しかし、円安になったこと、特に行きたいとこともなく、今回はハローツアーのカイルアツアー、そしてハレイワツアーのみに参加しました。どちらもドライバーさんの説明が楽しく、そしてわかりやすく大満足。カイルアは前はビーチの車窓観光などもありましたが、今回は純粋に送迎だけ。

カイルアの雑貨屋にて。このスプリングつりさげ椅子と巨大な スプーンとフォーク。妙に気に入ってしまいました（笑）

いや、もれなくついていくる「この木何の木」のモアナルアガーデンの写真タイムも。カイルアではローカルな雰囲気が楽しめるスーパーなどでの買い物、そしてブーツアンドキモズでの食事でちょうどいい時間となりました。

お決まりの、実はそんなに「気にならない樹」

続くハレイワツアーでは、一般的なオアフツアーとは逆回りのためか、道路も混むこともなく順調にハレイワに到着。

		FUMI'ｓにて。多数メニューがあるけど、 ＃２のシュリンプ以外を頼む人なんているの？ そう思ってしまうほど、とびぬけて美味しい FUMI'ｓのガーリックシュリンプ。

ハレイワって前は車で通っただけでしたが、今回は何軒かのお店にも寄ることができましたし、あの有名なマツモトシェーヴアイスを食べることもできました！このままここにいることもできましたが、やはり、せっかくならノースに多数あるシュリンプ屋台でガーリックシュリンプを食べたいですよね。有料とはいえ、特に高いわけでもなく個人でいった時と同じ＄１２。もちろん、おいしいですし、ワイキキのフードコートで食べるより新鮮な感じがします。お店の裏の池で育てていると信じているので、そうあってほしいという願望もあるのですがね。

ハレイワにて。マツモトシェーブアイスはすごい行列。雑貨屋だけど売れているのはアイスばかり。雪玉を作る見たく両手で固くギュッ！と 固めたのち、左下の写真のように多数あるシロップの中からたっぷりかけてもらいます。社長のTシャツ。アイスのワンポイント付ですね！

なお、ANAのHPをみると今後はこのどちらのツアーもなくなってしまうとのこと。残念ですが、仕方ありません。経費が上がっているためなのか、それとも、このようなサービスをしないでもハローツアーを利用する人が増えているからなのか・・・。

	せっけん工場にて。今回も素通りしました。 いかにも観光客からのマージンもらってます！ という雰囲気だし。そもそも、こんな場所に あったら団体客のバスしか来ないよね。
この山の一段低くなった場所から 日本軍が奇襲攻撃を仕掛けたの ですよね。平和を忘れないために、 悲劇を繰り返さないためにもこの 写真も掲載しておきます。

ショッピングに関しては円安の影響をもろに受けているとしか言いようがありません。ABCストアで購入する安価なお菓子やドリンクなども、現地価格は変わっていないけど為替レートの関係ですべて５０％アップという気がしてしまいます。それが顕著に出るのがワイケレのアウトレットでのブランド品の購入、そして妻の大好きな大型スーパーでも大量買いの支払いの時。日本円に換算すると、前は安い！と思うことも多々あったけどけど、今では日本の方が安いのでは？と思うほど。まあ、買い物自体が旅行の楽しみでもあるので、あまり値段にこだわるのはいけないのかもしれませんがね。

プチ東京観光
前述の通り、千歳発の始発便しか取れませんでした。そのために千歳で前泊もする羽目に。まあ、旅行に行けただけ良しとしますが。東京に１０時前にはついてしまい、また、ディズニーランドにいくには中途半端な時間でもあり、今回は浅草観光に行くことにしました。と、いっても正月の浅草なので初詣客でごった返しておりました。しかも本堂まで行ったら身動きができないばかりが、どんどん押し寄せてくる人につぶされそうになってしまったほど。「すみません〜出ます！！」と大きな声を出してやっとのことで外に出ることができました。

浅草の仲見世通りはすごい人でした。本堂の中は動けませんでした。大げさではなく。このお好み焼き、とってもおいしかったです。

でも、天気も良く気持ちいい新春の陽気の中を散歩することができ、とっても充実した時間を過ごすことができました。さんざん人形焼だのお好み焼きだのをつまんだ後に名物の天丼屋さんに入ったのだけど、さすがにお腹がきつくてライスは半分近く残してしまいました。ごめんなさい、もったいないことをして。

お好み焼きの直後の天丼。そしてその直後に羽田のラウンジで食べたそばと握り飯。 出発前から食べ過ぎです。しかも離陸直後の深夜に機内食が出るんですからね＾＾；

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