グアム旅行記2010 Merry Christmas!
     2010/12/24〜2010/12/28


はじめに
32回目の海外旅行にして初のビーチリゾート。ハワイ、グアム、バリ、プーケット。これまでも行きたいとは思いながらも、なかなか行く機会が無かった日本人お気に入りのビーチリゾートです。これまで、冬の旅行は欧州を中心に毎年寒い場所ばかりでした。航空運賃の安い時期だし、服装も北海道を出たときと同じでいいしね。

これだけ海外にでると、子供のときから行きたいな〜と漠然と思っていたところはほぼ全て訪れてしまいました。と、なると今回は禁断の地、ビーチ?そんな思いからいくつかのパンフレットなどを見てみると、JTBのツアーだけど格安の物が見つかりました。ただ、出発の2ヶ月前に申し込んだときには既に行きの飛行機が満席とのことでキャンセル待ちでしたが、キャンセル料がかかりだす40日前のちょうどその日。仮で予約していた人がキャンセルしたためか、無事に航空機の席が確保できたとのことでツアーの申し込みが完了しました。

学生時代からの旅のスタイルである、ホテルも航空券も自己手配し、アジアの発展途上国を大きな荷物を担いで歩き回る旅に慣れてしまっているためか、パンフレットのツアーコードを代理店に伝えるだけで予約が完了してしまい、どこか拍子抜け(笑)。まあ、のんびりと過ごすのが目的の今回の旅なのですから、全てがお手軽に済んだほうが本来的なのかもしれませんね。

プランニング
今回利用したのはJTBのツアーの中でも格安な「JTBお買い得旅」 。その中でも「SALE」と書かれた さらに格安のもの(←SALEになる前のものと比較し、利用するホテルが変更になっていたり、朝食がセットから外れた分、少しは安くなっているようです)

3泊4日、4泊5日を選ぶことができますが、今回はちょうどクリスマスイブに出発し、クリスマス休暇をグアムで過ごす日程のため、お店もお休みのところが多くなっています。そうなると、やはり5日間の滞在にしたいところ。ホテルもランク別(料金別)に数軒から選ぶことができましたが、今回はビーチまで1分というのが“売り”のホリデーを予約しました。価格は、燃油サーチャージも含め120,800円。朝食は滞在期間中1度だけサービス。そして滞在中に1度、グアムの要所を半日で回る島内観光が無料で付いてきます。加えて、買い物や観光に便利なシャトルバスの乗り放題券も付いてきます。一度乗るたびに$3かかるのですから、滞在期間中ずっと無料で利用できるのはとてもお得です。ちなみに、自分で購入した場合、1日乗り放題なら$10、5日間なら$20もします。

普段ならエアチケット、ホテルを別々に手配して旅行を計画する私ですが、今回のグアム旅行で、ほぼ同じ内容、同じ行程でプランニングした場合、15万円ほどになってしまいました。まあ、航空券の価格差がその一番の要因です。旅行の時期にもよると思いますが、グアムに関する限り、圧倒的にフリープランを利用したほうが安価に旅ができるようです。

行程

1日目 午前 8:00に自宅出発、10時に空港着。
午後 夕刻ホテル着。そのまま徒歩で最寄のABCストアに。夕食はホテル内の韓国レストランにて。
2日目 午前 朝9時より無料サービスの島内観光に参加。
午後 DFSで解散後、DFS、JPなどの下見。昼食はマック。夕方、ポリネシアンダンスとシーフードディナーのオプションに参加。
3日目 午前 早朝5時におきてバスで朝市に。露天で買ったパンの朝食。その後ホテル裏のビーチでのんびり昼寝。
午後 午後はマイクロネシアモールでショッピング。昼食はシナボンのシナモンロール。その後Kマートに移動。夕飯はホテル内のピザレストラン、カリフォルニアキッチンにて。
4日目 午前 ホテルのビュッフェにてバイキングの朝食。操縦体験の後、最後のショッピングに出発。
午後 最後に残ったプレミアムアウトレットでの買い物。夕食もそこのフードコートにて。
5日目 午前 早朝5:15にホテルを出発し、ほぼ定刻の11:30頃に千歳空港到着。

飛行機&空港
往路、復路とも、新千歳発グアム行きのコンチネンタル航空の利用でした。まず、初めて利用する新千歳の国際線ターミナル。真新しいターミナルですが、売店なども少ないし、ラウンジも制限エリアの外のありますし、そもそも、スターアライアンスのゴールド会員なのですが、コンチネンタルの上級会員以外は、手狭なスペースのため利用できないとのことでした。もっとも、クレジットカードのゴールド会員でもあるため利用しようと思えば利用できるのですが、やはり、制限エリア外にあるのでは搭乗のぎりぎりまでソファーで寛ぐという、ラウンジ本来の利点を享受しにくいですよね。

64番と、いっても国内線ターミナルからの通し番号です。そんなに大きくもないし、ごらんの様にベンチだけが目立ちます。

それに比べてグアム国際空港。1998年に新設された現行のターミナルは、左右に長い長方形型の空港のため、搭乗口までの移動こそ、それなりの距離を歩かないといけませんでしたが、ラウンジも当然無料で利用できましたし、DFSも意外と充実しています。そんな空港内よりも、やはりこの空港の場合、地理的なメリットの方が大きいです。ホテルが集中する、通称ホテルロードまでなら車で10分もかからないほどなんです。しかも、ホテルロードと滑走路は平行しているため、離着陸の音がほとんど気になりません。深夜、早朝の離着陸が多いグアム便ですが、自分で移動する際も時間がかからないですし、滞在中も音を気にすることのないいいこと尽くめの空港でした。

左の、往路の機内食のクッキー。激ウマでした。パンもおいしかった〜☆ 帰りの機内食はいたって普通の軽食メニューでした。

飛行機は、往復ともにB737−800でした。千歳からですと、飛行時間は4時間ほど。途中簡単な機内食がでますし、一応機内放送もあります。ただ、最近主流の座席前の小型ディスプレーではなく、天井にあるモニターを見る形式のため、見たい番組を選ぶこともできませんし、そもそも、復路はヘッドフォンすら配布されませんでした。

搭乗率は行きは80%ほど、帰りは70%ほどでしょうか。公式HPの空席情報でも、12月上旬までは満席の表示がでていましたが、実際にはかなり余裕がありました。しかも、行きは非常口席を利用でき、足元も広々。帰りは搭乗直前になりコールされ、「座る位置を調整してバランスをとります」とのことで、座席が変更になりました。その直前まで、3人グループの一人が搭乗口横のカウンターで何やら話し込んでいましたし、その3人が最終的に座ったのが私が当初座ることになっていた席でした。おそらく、3人並んで座りたいとごねていた人に席を譲って調整したものと思います。別にどうでもいいけど(笑)

島内移動
島内での移動はJTBの無料特典を利用したシャトルバスでの移動がほとんどでした。各ホテル、ショッピングセンター前のバス停があり、しかも、8分間隔で運行されているため、タクシーを利用する必要がありませんでした。DFSに行く際にタクシーに乗ろうと思ったのですが、ホテルのベルボーイでさえ、「バスがすぐ来るからそれに乗って!」というほど。まあ、基本的に流しのタクシーは走っていないですし、乗ったとしても1キロほどの短距離です。涼しい時間帯なら散歩がてら歩いても苦にならないほどでした。ただ、ホテルロード沿いといっても、街灯も少なく、夜になるとかなり暗くなってしまいますし、歩いている人もまばら。防犯という意味では、不必要に歩き回ることはしない方位が無難だと思います。DFSなどは、シャトルバスのほかにも独自のバスを運行しているので、それも有効に活用したいところです。シャトルバスと違って、普通のバスなので快適ですし(笑)

ホテル
最初はヒルトンを利用するつもりでした。ヒルトンなのに安いから。だけど、あちこちの口コミサイトを読んでみると、ヒルトン前の海岸は砂浜ではないとか、買い物に行くにしてもホテルロードで一番中心部から離れているため不便・・・なんていう書き込みが多く、結局選んだがここ、ホリデーリゾート&スパ。もともとは大手チェーン、ホリデーインのホテルだったようですが、今は韓国企業が経営しているとのことです。ビーチまで徒歩1分ということで選んだホテルでしたが、到着直後から嫌な思いをすることになってしまいました。

2009年のヨーロッパ旅行で、高層階の部屋にいたにもかかわらず、シャワー中にベランダから入った空き巣に財布を盗まれてしまった私。それ以来、チェックイン直後に鍵をしっかり確認しているのですが、今回の部屋はベランダの鍵そのものが壊れていました。すぐにフロントに電話して事情を話したところ、ドライバーを持った職員が来てくれました。「ねじを回したところで直らないだろう・・・」との予想的中で、「部品をもってくる」といってでていきました。その後10分以上戻らず、もう一度フロントに電話して「時間かかるなら、まだ部屋を使う前だし、このまま何もできないので時間がもったいないから部屋を変更して欲しい」と頼みました。しかし、「修理担当に状況を確認してみる」とのことで、すぐには変更してもらえませんでした。それからさらに待って再び登場した先ほどの男性。部品を変えたのでもう大丈夫!なんていっていますが、軽く戸を開いたらすぐに鍵が壊れました。何度調整してもダメ。「もういいから部屋を変えてちょうだい」とその男性にいっても、なぜか不機嫌な表情になり、なかなか部屋を変えてもらえません。しばらく頼んでようやく変更してもらえたのですが、それだって「今の鍵を戻して新しい鍵を取りに来い」と、ロビーに自分で移動することを強いられてしまいました。手ぶらならいいけど、重い荷物を持っての移動です。鍵が壊れていたのはホテル側の問題なのに、なぜ、こんな思いをしなければならないのでしょうかね?

ちなみに、鍵のほかにも、髪に挿すかんざしのような金属棒をドアの穴に差すとロックができるようになっていましたが、移動する前の部屋も、移動した後の部屋も穴がつぶれており金属棒を差すことができませんでした。なにもここまでベランダの鍵にこだわらなくも・・・と思う人もいるかもしれませんが、旅行中に全財産を盗まれた経験がある以上、セキュリティだけはしっかりしていないと気がすみませんでした。

ホテルの室内と窓からの光景。かろうじて海が見える感じ(笑)
ロビーは2階のため、玄関を入るとこんな風に階段がありました。ツアーはロビー集合
となっていても、ここまでしか迎えに来ませんのでご注意を!

ちなみに、修理に来た男性、ホテル入り口付近の案内役のようでしたが、滞在中に何度も顔をあわせたけど、私を見るたびに顔をそらし、あいさつすらしようとしませんでした。日本のホテルでは考えられない、お粗末なホテルの防犯意識、そして職員のサービス精神です。

半日島内観光
あまり期待はしていなかった無料で付いてくる半日観光。ちょうどクリスマスで、ほとんどのお店が休みのため到着翌日の25日に、地理的な感覚を確かなものにするためにも申し込んでおきました。タモン地区から南下しまず向ったのはフィッシュアイ海底展望台。沖合い300メートルほどの場所にあるこの展望台。らせん階段をぐるぐる10メートルほどと下って降りたところには・・・綺麗な風景が広がっていました。水族館と一緒といってしまばそれまでですが、ここは本物の海底。どんな魚にあえるかは運でもあります。この日は10分ちょっとの滞在時間でしたが、綺麗なトロピカルフィッシュを多数見ることができました。入り口に入る際にデジカメで写真を撮られたのですが、帰るときにはそれがオリジナルバッジになっていました。$7だったかな?グアムでは何度かこのパターンのに遭遇しました^^;買ったのはバッジだけで、写真はごめんなさいをしました。高いんだもの(笑)

ず〜っと歩いて、さらに地下に降りると!
そこは海の中なんです。

無料ツアーで次に行ったのはラッテストーンを模した展望台。入場料は$3。JTBの他にも他社のバスが何台か来ていて、日本人ばかりでプチ混雑中。まるで、修学旅行シーズンの京都のお寺のような雰囲気。当然、聞こえてくるのは日本語ばかり〜(笑)

展望台の全景、そこからの眺め。

次はスペイン広場に行きました。チョコレートハウスの説明を聞いたり、ココナッツの実を食べたり(←しかも、わさび醤油で。イカの刺身そっくりの味にびっくりでした)。ちょうどこの日はクリスマス。聖母マリア大聖堂の中をのぞくと・・・クリスマスの礼拝を行っていました。ちょっとだけ中に入ったけど、若いころ、ミッションスクールで働いていたときのクリスマスミサのことを思い出しました。

聖母マリア大聖堂。南国らしく、太陽がとってもまぶしかった〜!

次にいったのはマイクロネシアモール・・・ではなくて、タモンサンズプラザという、高級ブランドが多数入るお店。そんなに大きな施設ではないのですが、日本人におなじみのお店がたくさん入っています。旅行中に何度か足を運びました。本来は、マイクロネシアモールという郊外にあるローカルの人々ご用達の巨大なショッピングモールに行くはずなのですが、あいにく、この日はクリスマスのためお休みで代わりにいったのがここでした。このときは何も買わずに下見だけ。

まるでイカの刺身という味、食感なんです

最後に向かったのがご存知、恋人岬。スペイン統治時代に、チャモロの美しい娘が結婚を迫るスペイン人総督から逃れ、 チャモロ人の恋人と永遠の愛を誓い、髪を結びあってこの岬から身を投げたという悲恋 伝説からこの名が付けられましたこの場所。ちなみに、ここも入場料は別料金で$3。

恋人岬にて。眼下にはこんな綺麗な海が!

でも、それに見合う価値のある、とっても美しい海を一望できました。天気がよかったこともあり、海の色が綺麗で感動しちゃいました。綺麗な海を見て、そして幸せになるといわれている鐘を鳴らし、名物らしい、UBEと呼ばれるタロイモの一種のアイスクリームを食べ、ここの観光は終了です。同時に、半日観光もこれで終了。解散はDFSでしたが、この日の夕食の予約もかねて、JTBのツアーデスクまで連れて行ってもらいました。

アイスクリーム屋さん。いろんな味がありましたよ。

ビーチ
ホテルのすぐ裏がビーチ。観光客は意外と少なく、クリスマスと土日が重なったためか、地元の人が多く訪れており、グループごとにビーチバレーを楽しんだり、BBQを楽しんだりしていました。滞在中に時間を変えて何度かビーチにでましたが、何度行っても「海が綺麗だ〜」そう言葉に出さずにいられないほど綺麗な海でした。タモン湾の地形、その先に見える恋人岬、そして白い砂浜、青い海。海に入っても楽しかったし、砂浜で横になってもとっても心地よかったです。

白い砂浜。グアムにはホテルのプライベートビーチというものがないので、基本的に、つながった一つの砂浜を行き来できます。

ショッピング
滞在中のレートは83円ほど。日本円の使えるお店は85円で計算しているようでした。クリスマスのセールと重なったこともありますが、商品によっては日本よりずいぶんと安く購入できたようです。この旅で主要なショッピングモール訪れましたが、期待はずれだったのがKマート。広いのはわかります。何でもあります。でも、思ったほど安くない感じ。それとは逆に、意外と頑張ってるな!そう思ったのがABCストア。コンビニだけど、価格も物によっては他の店よりも安いし、商品の品揃えもあれもこれも、ではなく主要なものに絞っているために迷ってしまうこともありません。アウトレットモールも行ったけど、アウトレットと思っていくと期待はずれ、ショッピングモールと思っていくとまずまず。そんな感じでした。個人的には、マイクロネシアモールが楽しかったです。買わなかったけど、おもちゃ売り場もアメリカ的だし、スーパー部門もアメリカ的。しかも、クリスマスケーキの売れ残りが、ホールで$6!安い!!と思ったけど、さすがに食べきれないので買いませんでした。

マイクロネシアモールの巨大ツリー。アウトレットは、フードコートも充実。なぜか中華(笑)

グルメ
旅行中に食べたもので一番印象的に覚えているのが、マイクロネシアモールに入っている、シナボンで食べたシナモンロール。うまかった!でも、カロリーはすごいんだろうな〜笑。

これがシナボンのシナモンロール

次に印象的だったのが、デデド村の朝市の屋台で売っていた手作りパン。中に何が入っているの?と尋ねると丁寧に教えてくださったため、数種類を購入。どれもとってもおいしかったです。朝早いにもかかわらず、さすがグアムだな〜と思ったのが、あちこちで焼き鳥というかBBQを焼いて売っていること。やはり、グアムはBBQが基本なのでしょうね。

地元の人の方が多い、デデドの朝市。早朝なのにたくさんの人が訪れていました。バスも数十台とまっていました〜(~_~)

ホテルにもいくつかのレストランが入っていましたが、利用したのは3つ。おいしいな〜と思ったのが、ホテル一階にあるカリフォルニアキッチンというチェーン店のピザ屋さん

このパスタがおいしかったんです。

ピザもおいしかったけど、パスタもおいしかったです。サービスで出されたデザートも食べきれないほどのボリュームでした。初日の夜、同じくホテルの韓国レストランで食べたビビンバや冷麺、ロースの焼肉。これもおいしかったです。ここまで書いて、「おいしかった〜」という言葉ばかり出てきますが、クリスマスの晩にポリネシアンダンスのショーを見ながら食べたバイキング料理。これもおいしかったです(笑)。メインはシーフードなのですが、ステーキをどんどんと目の前で焼いてくれるので、アツアツのステーキを好きなだけ食べることが可能です。肉があまり好きではない私も「おいしい〜」と思えたほど。しかも、本来はミディアムなのですが、お代りをもらうときには特別に頼んでウエルダンを作ってもらいました。個人的には、ウエルダンの方おいしかったです←また、この感想です^^;

ポリネシアンダンスショー。そしてそこでの食事。ドリンクはとっても甘いカクテル。

セスナ機操縦体験
夢にまで飛行機の操縦。とうとう現実のものとなりました。グアム、サイパン、ハワイなどでは免許がなくても、それこそお金さえ払えば子供でも飛行機の操縦体験ができるんです。円高なこともあり、今回の初級コースはわずか1万円ほどで操縦を体験できました。もちろん、ホテルまでの往復送迎もついています。操縦後には冷たい飲み物も出てきたし、嬉しいことに、操縦をしたことを証明する所長さん?の直筆のサインつき証明書までいただいちゃいました。オプショナルツアーのパンフレットを見ると、同じような操縦体験を数社が行っていますが、今回利用した会社のみが、無料で2人までの同乗者もセスナに乗ることができました。

これが入港許可書。これが操縦したセスナ172型機。

最初はどこか郊外の小さな空港を利用するのだろうな、そう思っていたけど、なんと離着陸はグアム国際空港なんです。大型旅客機の離着陸の合間を利用して、4人乗りの小型機が飛んじゃうんですよ。成田や羽田では考えられませんよね。当然、官制とも英語でやり取りをするのですが、それは横に乗ったベテランパイロットさんがやってくれました。私もヘッドフォンをつけているので、それをしっかりと聞くことができました。ノイズが多くて、聞き取れなかったけど(笑)

いざ滑走路へ!フルスロットル!!

パンフレットには、30分ほどの講習後に操縦体験なんて書いてありますが、実際には、書面に名前などを記入したら即機内へ。主要なメーターの見方を教えてもらったら、すぐに官制との交信が始まります。程なくフルスロットルで加速。私の車の方がもっと加速がいいと思ってしまうほどの穏やかな加速ですが、「はい、引いて!」といわれるまま操縦桿を引くと、いとも簡単に飛んでしまいました。30秒ほど上昇した後、ゆっくりと左旋回。旋回しだすと、風で気体が揺れるのがわかります。次第に手に汗がにじんできます。ですが、大きく旋回しながら下を見ると、そこには美しいタモン湾が広がっています。ホテルロード上空をまるで遊覧フライトのように飛んでいます。ここでしばしの直進。と、同時に軽自動車ほどの小さな機体、それも30年以上前の古い機体が飛んでいることがやや不安になってしまいました(笑)。でも、ここでパイロットさんが、私のデジカメで、私が操縦している光景を写真に写してくださいました。これは宝物です^^;

滑走路が下に見える〜空港ターミナルが小さくなる〜あ、あのホテルに泊まってるんだ〜。

再び左旋回の指示がでたので、それに従うと、あとは着陸するだけ。「はい、まっすぐ飛んで!」そう言われても、微妙に右にずれてしまいます。タモン湾方向からの横風のせいです。それを少しだけ慣れてきた操縦桿でコントロールしているうちに無事に着陸。操縦桿は私しか握っていませんでしたが、パイロットさんがラダーペダルで方向舵を操作しててくれているので、安全に乗っていることが可能でした。

いま思い出しても、とっても貴重な楽しい思い出です。これが1万円もしないで経験できるのですから、なんとも驚きですよね☆

おまけ

ガイドブックにも載っている、不思議な名前のお菓子、カンチョー(笑)
コアラのマーチそっくりです。ロッテの商品だからかな?

TOPページに戻る

inserted by FC2 system