中欧5ヶ国周遊 2009年
〜ドイツ・オーストリア・スロヴァキア・チェコ・ハンガリー
2009.1.62009.1.14

はじめに 1日目 2日目 3日目 4日目  5日目 6日目 7日目 8日目 9日目


5日目
 前夜眠ったのが22時頃。目が覚めたのが2時過ぎ←連日、こればかり^^;。欧州旅行中は時差ぼけでどんどん睡眠不足になってしまいます(笑)。そんな時間から、特段することも無く、いつものように旅行記を打ち込んでいました。かなりたってから、近くの部屋からモーニングコールが鳴り出します・・・が、私の部屋は鳴りませんでした。同じフロアでも一部しかならなかったように思えました←それくらい音が筒抜けのホテルです。

 レストランで食事を済ませ、集合時間になってロビーに降りると、添乗員のOさんがすごい勢いで走っていきました。なんかあったんだなぁ〜と思っていると、やはり、後から聞いたところによると、モーニングコールをあてにして方が、コールが鳴らなかったため寝坊してしまったとのこと。私のように、普段から一人旅でモーニングコールなんかほとんど当てにせず、目覚まし時計を持参して自己責任で行動することが必要ですが、やはりツアーで「上げ膳据え膳」の旅にどっぷり浸かってしまうと、一種の危機管理が意識が疎くなってしまうんだと思います←今後も自己手配の一人旅を続けていくつもりなので、このようなツアーに参加すると、感覚が鈍ったり、違和感を感じたりするのでしょうね。

 結局、バスはほぼ定刻に出発しました。この日の現地ガイドは非常に若い日本人女性、Fさん。プラハに魅せられてこちらに住んでいるらしいのですが、まあ、とにかく元気。朝からテンション上がりっぱなし。聞いているわけで疲れてしまうほど^^;。トイレ休憩の時なんかには「おしっこは、最後の最後まで搾り出してきてください」とか、「男性のトイレは位置が高いから、のっけちゃってしてください!」なんてことまで元気一杯なんです^^;

プラハ城と聖ヴィート大聖堂内のステンドグラス。1929年完成の比較的新しい建築物です

 ただ、この日は他の阪急交通社のグループと何度も遭遇しました。同じTRAPICSのツアーらしく、どのグループも人数が多いのですが、気がついたら違うグループの人が混じっていたり、自分も見たことのない人と一緒にいてあせることもありました。だけど、元気なガイドさんの声を頼りにしていると、すぐに定位置に戻れました^^

チェコの街を一望できる・・・予定が、寒々しい空が続きます

 観光自体は午前中のわずか数時間のもの。しかも、この日も最高気温はマイナス10度以下。空もどんよりと曇っており、街を一望することも厳しく、とってもがっかりな天候でした。かの有名なカレル橋も、寒さに震える阪急交通社の各グループの日本人がほとんど。憧れだったモルダウ川の流れも、天候のせいもあり、冬の石狩川を眺めているような気になってしまったほど(笑)。カレルではなく、枯れる、いや、枯れた橋とさえ思ってしまうほどの寒空、そして周囲の様子でした。

カレル橋とそこからのモルダウ川の眺め。今回の旅の中で、いつかまた別の季節に訪れたい、そう思った数少ない場所の1つです。

 この日食事をとったのはスメタナホール(市民会館)入り口にあるカフェ。スメタナの交響詩わが祖国の演奏で幕開けする、「プラハの春」音楽祭の会場です。そんな話を聞いてしまうと、やはり、今度は違う季節にこの街を訪れ、そして旧市街を中心にゆっくりと街並みを見てまわりたい、そう思いました・・・ホテルだけは違うところに泊まりたいけど^^;

デザートの段階になってもビールがまったく減っていないことにご注目を^^;

 昼食後、この旅で最長となる300キロ、5時間のバス移動が始まります。ただ、問題が1つ。昼食時、チェコとのお別れにと、チェコが発祥の地といわれる、日本で最も飲まれる黄金タイプのピルスナービールをグラスで半分くらい飲んだのですが、やはりそれがよくなかったのか、バス内で頭が痛く、気分も悪く後悔してしまいました。窓の外の光景といっても、真冬の欧州だし、しかも土曜日の午後です、人間の姿を見かけることも少なかったのですが、途中、何度か凍った池や川の上でスケートを楽しむ元気な子供たちの姿を見かけました。もう10年以上もスケートはやっていないけど、子供たちの姿を見るにつけ、自分も滑りたい衝動に駆られてしまいました。

これが食事をとった市民会館。アールヌーボー様式ですね。
1911年に建設された、比較的新しい建物です。

いつの日か、この場所で「我が祖国」を聴いてみたい!!

 途中2度の休憩を挟み、ようやく到着したオーストリア、ウィーンの街。あたりはすっかり暗くなっていました。自分がいる国も次から次に変わっているのだけど、この移動が最長だったこともありますが、雪のチェコの街から雪がほとんどないウィーンの街への移動が一番国境を越えた実感のある移動でした。なお、この旅にしては珍しく、夕食がホテルではなく市中のレストランでした。メニューは写真のようなビーフ料理。レストラン入り口にJCBカードのマークもついていましたし、店内のいた女性2人組お客さんも手に日本語メニューを持っていました。まあ、日本人ご用達のお店なのかもしれませんね。

ドイツ、チェコで無理して飲んだビール。ウィーンでは無理をせず、大好物のコーラを頼みました^^;

 食後に移動したホテルは広さはほどほどですが、簡単なキッチンのあるコンドミのようなホテル。まあ、名前もアパートメントホテルウィーンですから当然でしょうか。

キッチンはあっても、キッチン用具は一切ありませんでした。使う必要も無いけど(笑)


はじめに 1日目 2日目 3日目 4日目  5日目 6日目 7日目 8日目 9日目

TOPページに戻る

   

inserted by FC2 system